【配属機関概要】

3）任地（ オルホン県エルデネト ） JICA事務所の所在地（ ウランバートル ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 6.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

1987年設立、年間予算約1,400万円。園長および教務主任各1名、教師7名、アシスタント教師6名、その他職員12名の合計27名が在籍。1クラスの園児は30-40名で、2-5歳児約200名が学んでいる。2014年、教育省が全国から選んだ12のモデル園の1つに指定された。同園では「遊びながら学ぶ」幼稚園教育の実践を目標にしている。また、園児をできる限り自然の中で育てようとしており、園内で野菜栽培を体験させる取組等を行っている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

「遊びを通じて園児自らが学ぶ事の大切さ」を実践の場に取り入れ根付かせたいと考えている。また、身近にある素材を使った簡単な幼児用教材の作成、指導計画や園児の成長記録の作成等、日本の指導法を取り入れたいと考えているが、現場の教師だけでは経験不足のため実践が難しく、ボランティアから指導を受けたいという事で、初代幼児教育隊員(2017年10月任期終了予定)が派遣され活動中。初代隊員は同任地の他の幼児教育隊員と連携をして、地域の幼児教育発展の為にセミナー等の実施を試みているが、地域対象の企画としては未だ定着していない。2代目の隊員は、同園に浸透しつつある「遊びを通じて園児自らが学ぶ事」を更に定着させ、他隊員と連携して地域の幼児教育レベルの底上の為の活動を定着させることが求められる。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. 2-5歳児クラスで音楽や運動、製作、絵本の読み聞かせ等を取り入れた保育を実践する。
2. 身近な物で簡単に作れる幼児教材を普及する。
3. 園児の発達に合わせた指導プログラム考案について助言する。
4. 同僚や他隊員と共に市内の他の幼稚園への巡回や勉強会等を開催し、地域全体に指導法を広め、幼児教育レベル
の底上げを図る。(巡回先幼稚園は赴任後、教育局、配属先と相談して決定する。)

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、スキャナー、プリンター、カメラ、プロジェクター、CPプレーヤー等

4）配属先同僚及び活動対象者

園長(40代、実務経験24年)
教務主任(30代、実務経験7年)
活動対象者
教師7名(20-50代、実務経験12-30年)
アシスタント教師6名(20-50代、実務経験12-30年)
園児約200名

【資格条件等】

[参考情報]：

　・保育士は幼児クラス経験が必要

【地域概況】

【特記事項】