2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04517A15)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4
ボランティア執務室 現在モンゴルで改善が進められている、看護記録用紙。 各病棟で患者のアセスメントや観察の方法を指導するボランティア(写真右側)

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ダルハンオール県総合病院

3)任地( ダルハンオール県ダルハン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1972年設立。ダルハンオール県の県民に対し保健及び医療サービスの提供を行なっている。病床数352床。内科、外科、外傷、産科等19科を設置。また、同病院は同県の3つの村及びセレンゲ県の7つの村を対象とした緊急外来(外傷、産科、外科)対応病院となっている。年間の外来患者数約7万2千名。職員529名(内、医師84名、看護師295名)。年間予算は約2億8千万円。1985年にJICAの援助で医療機器が設置された。過去に臨床検査技師JVを受入れており、2016年11月現在、2代目看護師JV(2018年1月終了予定)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県には国立医科大学の分校があり、他県に比べ医療従事者の上位学位の取得意欲は高いが、卒業後は新しい技術の研修機会が少ない。新しい知識や技術の習得を促すために、院内研修の充実が課題となっている。また、看護師は注射、掃除等の煩雑な業務に追われ、患者の状態管理や看護ケアという部分はほとんど実施できていない。看護師研修の充実(患者の状態管理、看護ケア、看護計画等)及び入院患者の付添家族に対する介護の指導に協力するため、JVの要請が出された。現在派遣中のJVは院内研修への協力、全病棟において日本の看護技術を伝える活動を実施しているが、それらを引継ぎ定着させるため、後任JVが要請された。また、同任地に派遣される予定の保健医療分野のボランティアとの連携した活動や、各配属先間の連携に資する活動も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 各科の看護師を対象とし、患者の管理、看護ケア、看護計画等について研修を企画・実施する。
2. 看護師の能力向上研修の企画について、看護部長を補佐しアドバイスを行う。
3. 日常業務を通じて、患者に対する医療サービスの質向上のための看護技術の紹介や、アドバイスを行う。
4. 各科の看護師を対象とし、入院患者の付添家族による介護の紹介を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室(大部屋)、PC、プリンタ、机、インターネットアクセス(有線)等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
看護部長(女性、40代、実務経験29年)
カウンターパート:看護副部長(看護教育担当:女性、40代、実務経験22年)
活動対象者:
主に各科の看護師長、その他一般看護師

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:看護師への指導上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

モンゴルでは入院可能日数が原則10日間と限られており、自宅療養の患者が多いことから、患者家族による看護ケアや介護、病院の看護師による訪問看護の重要性が高い。