要請番号(JL04517A16)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
国立第二病院
3)任地( ウランバートル ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
首都にある第3次受入れ機能を持つ総合病院で、ベッド250床、職員約418名(内、医師85名、看護師200名、その他の職員133名)、年間予算は4億6千万円、年間外来患者は約11万名、年間入院患者約7000名。同院はウランバートルの住民に医療サービスを提供し、関節手術や心筋梗塞、脳梗塞等の患者の治療を行っている。2000年に日本から医療器材の支援を受けており、過去にJV4名(看護師3名(2007年まで)、診療放射線技師1名(2003年まで)の派遣実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モンゴルでは2014年9月から国立医科大学で作業療法士(OT)の養成が開始され、専門職人材は現在育成中である。スイス人専門家等による短期研修を受けた看護師や理学療法士(PT)等が、首都のいくつかの病院で作業療法を行っているが、専門知識は十分とは言えない状況にある。そのため、作業療法の成果を十分出すことができておらず、医療関係者においても作業療法に関する正しい理解を持つことができていない。同院では2013年にリハビリテーション室を設置し、短期研修を受けたPTが作業療法を行っているが、十分な研修機会がなく、従事者は自費で台湾に渡航し研修を受けるなどして、技術向上を図っている。このような状況の下、日本で経験がある作業療法士を受入れることによって、患者への直接的な訓練に加え、同僚の作業療法知識と技術向上を図ることが期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.主に整形外科疾患、脳血管疾患等の患者に対し、同僚と共に作業療法を実施する。
※患者は主に45歳以上、整形外科疾患が約7割。
2.日々の訓練を通じ、上肢機能訓練、ADL(日常生活活動)練習等、同僚に実技の助言を行う。
3.作業療法の環境整備を支援する。
4 活動に慣れた段階で、院内関係者(医師、看護師等)に対して日本の作業療法について紹介することも期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、パソコン、プリンタ、プラットホーム、上肢機能訓練用具、ADL訓練用具等
4)配属先同僚及び活動対象者
リハビリ科長 (大卒、女性、40代、実務経験 15年)
同僚 1名 (大卒、女性、20代、OT実務経験2ヶ月、所持資格は理学療法士。同国の病院(第三病院)で約1ヵ月間、作業療法士研修を受講)
理学療法士 5名(大卒、女性、20代、実務経験1-5年)
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:専門的な知識が必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)