2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04517B05)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3
病院外観 勉強会の様子 リハビリテーションセミナーの様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ボルガン県総合病院

3)任地( ボルガン県ボルガン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1934年設立の内科、外科、産婦人科、小児科等17科からなる総合病院でボルガン県民に保健・医療サービスを提供している。年間予算は約2億円。年間の外来患者は4千名、入院患者は5千名程度。医師57名、看護主任6名、看護師86名、他職員74名の合計223名が勤務し、ベッドは140床。JICA草の根技術協力「母と子のための地域ぐるみ健康町づくり」プロジェクトが2009年から2012年まで実施された。現在、2代目看護師の青年海外協力隊1名(2017年10月任期終了予定)が院内の看護師向けに各種勉強会を開催し、看護技術向上の為に活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同病院では看護師の青年海外協力隊(JV)1名が同僚とともに勉強会等の実施を通じて看護技術、看護ケアの向上に取り組んでいる。今までに、正しい注射の実施方法、胃管カテーテルの挿入・管理等、様々な勉強会を実施し、院内の看護師に対して定期的な勉強会の実施・参加は定着してきた。しかしながら、看護師の技術力向上に関しては未だ途中段階であり、成果が表れるには時間を要する状況である。よって、同JVの活動を引き継ぎ、看護師の技術向上を図る為、後任要請に至った。また、同地域では生活習慣病が多いことが問題となっており、特に、生活習慣病のうち脳卒中が多く発症しているが、医療従事者による患者の脳卒中発症後のケアは十分でない。よって、今後は3代目JVのサポートの下、内科、神経科の看護レベル向上を図り、地域住民へより良い医療サービスを提供していきたいと考えている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 主に、内科看護ケア、脳卒中予防、脳卒中発症後のケアについて勉強会を開く。
2. 内科、神経科の看護師対象にSOAP(看護診療録)について教え、適切な実施の為のアドバイスをする。
3. 脳卒中発症後の看護、ベッドサイドでのケア、簡単な運動等について医師、看護師に助言をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

吸引機(TAF7000/F日本製)、人工呼吸器(中国製)、アンビューバッグ、モニター(日本製)、パルスオシメーター(スイス製)、高濃度酸素吸入器、ペンチレーター、全身麻酔器(日本製)

4)配属先同僚及び活動対象者

C/P: 看護部長(女性、40代、実務経験25年)
同僚:内科及び神経科の看護師 各2名(女性、30-40代、実務経験16-24年)

活動対象者: 内科及び神経科の看護師16名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

当国では保健医療系ボランティアの分科会が定期的にセミナーを実施しており、同会での連携活動も期待される。