2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04517B06)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3
海外で作業療法士の研修を受けたモンゴル人療法士(左)と一緒に患者の作業療法治療に当たっている リハビリテーション科を対象とした勉強会の様子 作業療法室の器具

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

シャスティン国立中央第3病院

3)任地( ウランバートル ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

首都にある第3次受入れ機能を持つ総合病院で、ベッド430床、職員751名(内、医師155名、看護師293名)。年間予算は13億円、年間外来患者は約16万人、年間入院患者は約1万8,000千人。同院は心臓外科と脳外科の高度な医療の提供に特化している特徴を持つ。世界保健機関(WHO)の支援を受けており、過去7名の青年海外協力隊(理学療法士(PT)3名、作業療法士(OT)3名、看護師1名)の派遣実績あり。現在JV2名(OT1名2018年7月任期終了、PT1名2019年1月任期終了)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同院は同国唯一の心臓血管疾患集中治療室、 脳卒中集中治療室を保有し、モンゴル全土からの患者の対応をしている。数少ないPT室、OT室の両方を備える施設で、同国のリハビリの中心となり、OT、PT養成校の実習生の受入先でもある。同院のスタッフの技術向上は、国全体のリハビリの水準の向上にもつながっていくことから、スタッフはリハビリを先導して行くという気概があり、新しい技術と知識の取り入れにも熱心である。現在活動中のJVは、短期OT研修を受けた看護師と共に作業療法を行い、リハビリの効果や訓練の際の留意点、評価等について病棟巡回や勉強会で示し、同僚の知識と技術の向上を図っている。作業療法士は2014年から4年課程で育成が開始され、2018年に第1期生7名が卒業予定であり、これまでの活動を引継ぐと共に、同院に勤務する新卒OTへの指導及び、同市内の新卒OTへの勉強会の実施等が期待され、後任要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 主に脳卒中と心筋梗塞等の患者に対し、同僚と共に作業療法を実施する。
2. 整形外科疾患の作業療法に関する助言を行う。
3. 活動に慣れた段階で、同市内の他病院に勤務する新卒OTを対象とした勉強会を行う。

※対象患者:主に40-50代(主な疾患:脳卒中、心筋梗塞)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、プラットホーム、ADL訓練用具、上肢機能訓練用具、ミシン、ハンドエルゴメータ、ペグボード等

4)配属先同僚及び活動対象者

リハビリ科長 (大卒、女性、40代、実務経験 9年)
看護師 2名 (女性、30代、OT実務経験4年、6ヶ月インドでのOT研修受講)
(女性、40代、OT実務経験4年、国内で6週間のOT研修受講)
理学療法士 6名(大卒、20-30代、実務経験1-6年)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:学生(実習生)指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同国では保健医療職の分科会が定期的にセミナー等を実施しており、同会での連携活動も期待される。