【配属機関概要】

3）任地（ ドルノド県チョイバルサン ） JICA事務所の所在地（ ウランバートル ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

2007年設立で小中高一貫教育を実施している12年制二部制((午前・午後)の学校。生徒数約1,500名(内小学生約700名、24クラス)、教師77名が在籍。年間予算は約 6,500 万円。今までにJICAボランティアの受け入れ実績は無し。他国ボランティアは、中国孔子学院2名(中国語)、米国ピースコー2名(英語、ソーシャルワーカー)が在籍している。KOICA1名(IT)にも要請を出しているが、現時点で派遣は決まっていない。

【要請概要】

1）要請理由・背景

2005年に暗記中心の指導から、子供自らが考える力を伸ばす授業方針に変更されて以来、指導要領や指導法の見直しがされてきた。ドルノド県には教育系の青年海外協力隊(JV)が重点的に派遣され、学校現場レベルでの教育の質の向上に貢献してきた。同校校長はJICAボランティアの派遣実績があるハーンオール統合学校で2013～2014年に教務主任を務めた事があり、小学校教育JVとの協働により、子供自らが考える力を伸ばす授業を実施し、教育の質の向上に貢献した経験がある。校長は、以前JICAボランティアとの協働により作り上げる事が出来た音楽や図工の授業での成果を、未だ工夫した授業が実施できていない同校で同じように展開したいと考えており、今回の要請に至った。なお、以前同校には教育局配属の理科教育JV(2016年10月任期終了)が巡回活動をした実績があり、学校全体でJICAボランティアの認知度は高い。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

同僚の小学校教師とともに、児童の創造力を養うために以下の活動を行う。
1. 同僚とのチームティーチングにより、児童に対して主に、音楽と図工の授業を行う。
(音楽と図工の授業は1週間に各24コマあり。(40分/コマ))
2. 可能な範囲で勉強会を実施し、同僚教師の指導力向上の為の支援を行う。
3. 教育局と連携を取り、配属先を含む地域の教師を対象にセミナー、勉強会等を企画・実施する。
※担当する学年や授業時間数は、赴任後配属先とJV間で話し合い決定する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンター、電子ピアノ、ピアニカ140台等、リコーダーは生徒各自で保有

4）配属先同僚及び活動対象者

小学校教務主任(女性、40代、実務経験20年)
小学校教師23名(実務経験1-25年)
小学生約700名(24クラス)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】