2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04518A05)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1
病院外見 看護記録グループワークの様子(左端:活動中のボランティア) 病棟での血液測定の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立がんセンター

3)任地( ウランバートル ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同センターはがんの研究、医療従事者の研修、医療サービスの提供を目的とし、1961年に設立された国内で唯一、がん患者を専門に診るセンターである。手術、放射線療法、化学療法、手術後のケア、緩和ケア等のほか、がん予防の啓発活動、教育・研修を行っている。疾患の傾向は、肝臓癌が最も多く、続いて胃癌、肺癌、食道癌、子宮頸癌が多い。医師130名、看護師154名、その他職員190名、病床207床、年間予算は約9億円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同病院では質の高い看護サービス提供をめざし、日本式の看護計画、看護記録、看護ケアの導入に取り組んでいる。現在活動中の青年海外協力隊(JV)(2018年3月終了予定)は、患者の立場に立った看護を行う姿勢、患者への接し方や、委員会活動の支援、看護計画、看護記録、感染対策、5Sを指導している。歴代のボランティアの活動により、委員会活動の自主的な運営等改善がみられているものの、周手術期のケアなどは十分ではなく、活動を継続することで、技術や考え方を定着・発展させるため、後任JVが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.患者の状態を把握し適切な看護ができるよう、セミナーや勉強会を通じ指導する。
2.前任者が実施している看護記録(SOAP)を正しく記載するため指導を行う。
※患者の病態把握のスキル、アセスメント能力の向上に対する助言が求められている。
3.患者家族への手術前後の対応に関する指導方法について、同僚に助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン、プリンタ、スキャナ、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

カウンターパート:看護部長(大卒、実務経験37年、女性、50代)
主な活動対象者:
主任看護師 (実務経験25年、女性、40代、大卒)
主任看護師 (実務経験20年、女性、40代、大卒)
他同僚(全7科+外来1科の看護師) 、院内の患者とその家族

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

[参考情報]:

 ・がんの術前術後ケアの経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同国では保健医療職のボランティアの分科会が定期的にセミナー等を実施しており、同会での連携活動も期待される。