2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04518B01)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
G239 服飾
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2
実習室の様子 生徒が作成した製品を展示、販売しているスペース 実習で制作する羊毛入りライナー付きの上着

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働・社会保障省

2)配属機関名(日本語)

ウブルハンガイ県職業訓練校

3)任地( ウブルハンガイ県アルバイヘール ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ウブルハンガイ県唯一の公立職業訓練校であり、各種業界の即戦力となる人材育成を目的としている。1974年に大学として設立され、2013年から職業訓練校として運営が開始された。年間予算は1億500万円程度。31の訓練コース(建築・美容・服飾・手工芸・自動車整備等)があり、教員68名が約1400名の生徒を指導している。中学卒業以上が入校する資格を持ち、1年訓練コースと2.5年訓練コースのいずれかを選択でき、後者修了時には高校卒業と同等の資格を得る事ができる。服飾コース卒業生の約半数程度が首都及び地元の工場に就職し、裁断や縫製、仕上げの業務に従事している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルには直線的な裁断で作られるデールという伝統衣装があり、服飾訓練コースにおいても、直線的な衣装の裁断や縫製の指導は問題なく行えている。一方、洋服に関しては、体型に合わせた立体的な裁断の技術や、デザインの知識が十分ではない。同校では、実習授業で同県で産出される羊毛を利用したライナー付きの上着の製作などの新しい取り組みを行っており、授業内容を拡充させる意欲はある。しかし実際にはデザインが直線的になり、ライナーを上着にフィットさせる方法がわからないといった基礎技術に課題がある。そのため、服飾コースの実習授業を担当しながら、モンゴル人の体型に合ったパターンの制作、裁断、デザインに関する技術向上が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚とともに、婦人服(ブラウス、スカート、ワンピース)、子供服、制服などの実習授業を担当する。
2.基礎的な知識と技術(採寸、パターン、裁断、縫製、仕上げ)を生徒に対し、指導する。
3.可能な範囲でデザイン(新デザインの紹介など)に関する助言を行う。
4.得意な分野を活かし、課外活動に協力する。
5.同校で作成・販売される手工品のデザインに関して可能な範囲で助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

服飾用実習室(2か所)、講義用教室(1か所)、電動ミシン27台、ボタン付け用ミシン8台、刺繍用ミシン1台、アイロン2台、はさみ、定規、黒板、執務机等

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(女性、40代)
教頭(女性、40代)
服飾指導教員4名(女性、20~40代、経験5~13年)
指導コースの対象生徒【2.5年コース3クラス(15歳以上)、1年コース1クラス(社会人)
1クラス平均25~30名程度、合計約120名】

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門的な知識が必要

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践的な内容の指導に必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】