2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04518B05)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
病院の外観 治療の様子(右端が前任ボランティア) リハビリ室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

フブスグル県総合病院

3)任地( フブスグル県ムルン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1931年設立で、小児科・内科・外科・救急外来科・神経内科・リハビリ科・病理検査科等、全18科からなる県下最大の総合病院。病床数304床。医師98名、看護師176名(助産師等含む)、他職員85名の合計359名が勤務している。年間予算は約3億2千円。年間の外来患者数は約11万3千人、入院患者数は約1万3千人。院長を含む複数の医師及び看護師がJICAの本邦研修への参加経験がある。リハビリ科は「物理療法(伝統治療や電気療法等)」と「理学療法」に分かれており、それぞれの利用は50名/日以上。過去に青年海外協力隊(JV)2名(理学療法士2016年10月まで、看護師2017年1月まで)が活動を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国ではリハビリはまだ新しい分野で、唯一首都にある大学の理学療法学科を卒業したPTはまだ少数である。また、卒業しても首都で就職する者が多く、地方で就業する人材はごく少数のため、理学療法を修めていない看護師などの職員が理学療法を担当しているケースも少なくなく、地方におけるリハビリの普及は十分ではない。同病院では、前任のJVの活動後半に、理学療法学科を卒業したPTを採用し、リハビリの質の向上に努め、ある程度適切な処置が実施されるようになった。現在はそのPTが1人で理学療法を実施しているが、リハビリの質の更なる向上を目指し、JICAボランティアが要請された。患者に多い疾患は脳血管疾患(主に40代以上)、整形外科(主に10代後半~40代)、脳性麻痺(小児)。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 患者への理学療法の実施および同僚に対する実技指導。
2. リハビリ科や院内関係者に対する勉強会の開催を通じたリハビリの啓発。
3. 近隣にある1次レベルの病院を巡回しての助言および指導。
4. 障害者関連NGOや公的機関からの依頼に基づくセミナーの開催。
5. その他、配属先の求める業務。
1回の治療時間:成人に対しては15分程度、子どもに対しては20分程度

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理学療法室、プラットフォーム、トレッドミル、エルゴメーター、マット、血圧計、トランポリン等

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚
リハビリ科医師2名(女性、30代及び40代、経験14年及び24年)
理学療法士1名(女性、20代、経験4年)
看護師7名(女性、20~40代、経験4~28年、 伝統治療や電気治療なども担当)
主な活動対象者
脳血管疾患および整形外科の患者

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

医療系職種のボランティア間で運営されている医療分科会にも参画し連携活動を実施することも期待されている。