2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04518B06)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2
理科室の様子 理科授業の準備室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

アルハンガイ県第1学校

3)任地( アルハンガイ県ツェツェルレグ ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1923年設立の12年制(小・中・高校一貫教育)、2部制(午前・午後)の学校。同校は、地域のモデル校であり、また特徴として、数学の特別クラスがあり、国内の数学大会で良い成績を収めている。生徒数1741名。職員118名の内、教員が78名。理数科担当教員23名。中学生は18クラス600名。理科教員10名。年間予算は約6千8百万円。JICAボランティアを受け入れた実績はないが、米国ピースコーボランティアの受入実績あり。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では、2005年から初等、中等教育に新しい学習指導要領が導入され、従来の暗記中心の指導法から子どもの発想や思考を促す「子ども中心の授業」が導入された。子ども中心の教育が推進され、生徒自身の考える力を伸ばす教育に移行しつつあるが、依然として講義が中心となっており、実験器具の活用方法や身近な素材を利用した教材の作り方が分からないため、実験を取り入れた授業ができていない。また、現在は文系専攻を志望する学生が多い傾向があるが、モンゴルでは技術人材育成の必要性が近年高まっており、技術者の育成には理科教育が重要と捉えられている。よって、ボランティアによる実験を取り入れた生徒主体の授業を通じて、生徒に理科を学ぶ楽しさを伝え、理系を専攻する生徒が増加することを目指し、JVが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.中学生(6-9年生)の生徒に対し、同僚教員とチームティーチングで理科実験を取り入れた授業を実施する。
2.身近な素材を利用した理科実験器具や教材作成のアイディアを紹介する。
3.同僚が学んだことを継続して実践していけるよう、一緒に授業準備を行う。
4.可能な範囲で得意な分野を活かし、課外活動の実施に協力する。

※担当する学年や科目、授業時間数は赴任後、配属先とJV間で話し合い決定する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実験器具(ビーカー、フラスコ、メスシリンダー、アルコールランプ等)、薬品

4)配属先同僚及び活動対象者

校長(男性、40代)
理科担当教務主任(女性 40代 経験20年)
同僚理科教員 10名 (20-50代 大卒)
※ 物理 3名、化学 3名、生物 3名、地学1名
中学生(6-9年生) 600名、18クラス

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚教師の教育水準に合わせる

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】