【配属機関概要】

3）任地（ オルホン県エルデネト ） JICA事務所の所在地（ ウランバートル ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 鉄道 で 約 11.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

子供の権利保護や健全な子供の育成、そのために重要である健全な家族を育成することを目的に、児童福祉政策の策定や事業を実施する県下の行政機関として1999年設立。当初は家族子供開発局であったが、のちに青年も対象に加わり家族子供青年開発局となった。家族子供開発課、青少年開発課、家族子供保護課、モニタリング評価課の4つの課と青少年開発センターからなる。スポーツや芸術に関する14のクラブ活動を運営しており、現在は約180人の子供が通っている。2015～2017年まで、同局内でUNFPAが社会的弱者を対象に社会参画のためのトレーニング(ライフスキルトレーニングプログラム)を実施した。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同局では、青少年の健全な育成を目標とし、子供の権利保護やDV防止等のセミナーを予定しているが、まだ実施には至っていない。現在活動中の青年海外協力隊(JV)は、クラブ活動での日本語の指導や日本文化紹介を中心に、青少年を対象としたいじめについて考えるセミナーや、行政機関の関係者や大学生などを対象とした防災意識向上のためのセミナーなどを開催し、それらの活動は高く評価されている。引き続き後任JVにも、青少年の能力を伸ばすために自身の得意な分野でクラブ活動を実施することや、セミナーなどのイベントや啓発活動に対するアイデアが求められている。また、同局は仕事を持たない35歳までの若い世代に対し、社会で活躍するための技術を身に付けるクラスを開講し、手工芸のクラスを拡充していく方針であり、JVにもアイデアや企画の協力が求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. 自身の得意な分野でのクラブ活動の指導
2. 青少年の健全な育成に役立つイベントやセミナーの提案および企画、運営
3. 子供の権利保護やDVを始めとした家族問題などに対する啓発活動、助言
4. 日本語教室におけるネイティブスピーカーとしての授業補助

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、体育館、机、椅子等

4）配属先同僚及び活動対象者

同僚
局長(男性、40代)
青少年開発センター職員(女性3名、20～30代)
活動対象
主に小中高生、35歳までの青年

【資格条件等】

[参考情報]：

　・青少年を対象にした活動経験(2年以上)

【地域概況】

【特記事項】

手工芸の指導経験があるとなおよい(クラスが開講されており、可能であれば指導の要望があるため)