要請番号(JL04518B10)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働社会保障省
2)配属機関名(日本語)
障害児親の会(フブスグル支部)
NGO
3)任地( フブスグル県ムルン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2004年発足の障害児親の会は国内に18支部、会員数約4,700名。フブスグル支部は2007年から活動開始。子供の権利保護を担う同県家族子供青年開発局内にリハビリ室1つと教室2つを有し、3~16歳の約70人の障害児に対し教育やケアを行っている(通学約40%、スタッフによる家庭訪問約60%)。同県には特別支援クラスを持つ学校が2つあり、通学の生徒の多くは同支部で基礎的な教育を受けた後に小中学校の健常クラスへの入学や編入を目指している。年間予算は約1,300万円。スタッフは調整員1名、教師2名、リハビリ担当者1名。UNICEFと国際NGO「World Vision」が障害児の昼食代を支援している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同県は2012~2016年までUNICEFの「子どもに優しい地域プロジェクト」のモデル県として指定され、現在は2つの学校が特別支援クラスを持つに至り、障害児の受け入れを始めたところであるが、全ての障害児が特別支援クラスに通えるわけではない。県内には約1,700人の障害児がいるが、同支部はその中でも通学可能な障害児を対象に基礎的な教育を施し、小中学校の健常クラスへの入学、編入を支援しており、障害に合った指導法の助言や学習教材の作成、リハビリへの適切な助言が求められJICAボランティアが要請された。健常クラスへの入学や編入については、教師の理解が乏しいこともあり、例年少数の受け入れにとどまっている(年に2~3名程度で、戻ってきてしまう子供も多い)。そのため、学校を始めとした地域に対し障害児の理解を促進することも求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 同僚とともにクラスを受け持ち、障害に合わせた教育指導法について助言する。
2. 障害児の自立活動を指導し、保護者にも家庭での自立活動や障害児ケアについて助言する。
3. 同僚や保護者、障害児にスポーツや図工、音楽等の情操教育を取り入れたアクティビティを紹介する。
4. 同会のメンバーとともに、地域住民や学校に対し、障害児に対する理解を促進する。
クラスは9:00~12:00、14:00~17:00の2部制。対象となる主な障害児は、就学前年齢から高校生まで。障害は知的障害、ダウン症、自閉症、視聴覚障害、脳性まひなど様々。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
黒板、プリンタ、プロジェクタ、スクリーン
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚
調整員(女性、20代、経験4年)
教員2名(女性、20代及び60代、経験7年程度、60代の女性は30年程度の教員経験あり)
リハビリ担当者(女性、60代、元産婦人科医師、パートタイム)
主な活動対象者
障害児および保護者
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・特別支援教育の経験3年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
特別支援学校におけるセンター的機能担当、地域支援担当経験者。