2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04519B01)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ドルノゴビ県 第1学校

3)任地( ドルノゴビ県サインシャンド市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 9.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1924年設立で小・中・高校の12年制(モンゴルの一般的な学制)の2部制一貫校。全校生徒約1,700名、全教員65名、職員34名が在籍する。年間予算は約7,800万円。これまで小学校教育の協力隊が3代活動しており、主に算数の指導を行ってきた。現在、3代目の協力隊が活動中(2020年3月活動終了予定)。学校では、米国Peace Corpsのボランティアが英語指導、中国のハンバン大学の学生が中国語指導のため各1名ずつ活動中。同県は、静岡県との友好都市協定を締結しており、現在でも交流が継続している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは、教育改革により2005年9月から初中等教育に新しい学習指導要領が導入され、暗記中心の指導法から子どもの発想や思考を促す「子どもの発達を支援する指導法」への転換が行われている。同校においても3代にわたる小学校教育の隊員の協力を通して、子どもを中心とする指導法が普及し授業研究に熱心に取組むことにより現地人教員にも浸透した。体育に関しては、他の教科と違い、特別に教授指導されたことがないため、未だ好き勝手に走ったり遊びの時間となっている。教員らは、大学の教育課程を通して体育指導を学んではいるものの、十分に知識・技術を定着できていないのが現状であり、教え方がわからないため体罰につながっている現実もある。今般、学校側より協力隊の指導により算数教科が子どもの正しい成長につながったため、心身の正しい成長を目指し、体育教科も協力隊に指導してほしい、との強い希望があり、今回の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚教員とのチームティーチングにより、小学生に対する体育の授業を担当する。
2. 生徒の健康な体作りの方法、授業指導を同僚教員に教える。
3. 可能な範囲で課外活動としてバレーボールや卓球を実施する。
(課外活動の指導については協力隊員の得意競技で問題ない。その対象は、小学生のみとは限らない場合がある)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体育館、野外グラウンド、バレーボール・コート、卓球台、卓球のラケット、卓球ボール等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 体育指導の教員4名、教員経験は2~18年、 その他、学校の教員は全員大卒で教員免許所有者
活動対象: 体育指導は6~12歳の生徒約900人、赴任後の話合いにより指導学年を決定する。その他、教員への体育教科の指導は、体育教員および各学年で体育を指導している教員

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

当国に派遣されている教育関係の協力隊により、活動をさらに有益なものとする目的で、「教育分科会」と呼ぶ、意見交換や勉強会を年3~4回で開催している。分科会への参加は任意。