要請番号(JL04519B04)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アルハンガイ県総合病院
3)任地( アルハンガイ県ツェツェルレグ市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1923年設立。同病院は外科・内科・脳神経外科・リハビリテーション科(伝統治療科)・小児科・産婦人科・神経科・感染症科等14科から構成されている総合病院である。ベッド数250床、医師70名、看護師160名、その他職員98名、年間予算は約3億6,000万円。過去に日本国大使館より病院整備支援(屋根、トイレの改修)、アジア開発銀行やチェコ政府から医療機材の支援を受けている。現在2代目JICA海外協力隊(理学療法士、2019年10月任期終了予定)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同病院は、県の中枢病院として多くの患者を受入れている。しかしながら、看護師の知識および技術レベルには個人差
があり、均一かつ質の高い看護サービスが提供できない状態にあることから、その知識および技術の向上が喫緊の課題となっている。現在、看護部長を中心に院内外で勉強会を開催し、現地の看護師でできる範囲で継続教育を実施しているものの、日本のような質の高い患者中心の看護サービスに関する知識や技術を持った者がおらず、十分な教育・指導ができていない。そこで、患者中心の看護サービスを学びたいとの意向で、JICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
医療サービスの質の向上を目的として、同僚となる看護部長や看護副部長と協働し、以下を実施する。
1. 各科を巡回し、日本の看護と現地の看護を比較し、気づいた相違点を共有する。その上で、基礎的な業務に関し、改善すべき点に対してアドバイスとサポートを行う。
2. 院内外の看護師及び医療関係者を対象に勉強会を実施し、患者中心の日本の看護について紹介する。
※巡回する科については、赴任後に隊員と配属先で調整し決定する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務室、パソコン、机、椅子
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚
看護部長(女性、40代、実務経験28年)
看護副部長(女性、30代、実務経験17年)
活動対象者:
主に院内看護師160名
必要に応じて院外医療関係者
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
保健医療福祉職種隊員の分科会での連携活動も期待される。