2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04519B07)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ウブルハンガイ県地域診断医療センター

3)任地( ウブルハンガイ県アルバイヘール市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1928年にウブルハンガイ県の総合病院(2次レベル)として設立され、その後2001年に同県および近隣3県(アルハンガイ県、バヤンホンゴル県、ボルガン県の一部)を管轄する地域の中核保健医療施設(3次レベル)になった。内科、外科、神経科、小児科、救急科、リハビリテーション科等計20科があり、医師105名、職員390名、ベッド315床、年間外来患者数11万人、年間入院患者数1万人、年間予算は約3億円である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルは脳疾患を起因とした身体障害者や外傷後遺症により運動機能が低下した患者が多く、リハビリテーションに対するニーズが高い。しかしながら、同国では、資格を持った理学療法士が2011年5月に、作業療法士が2018年6月に新たに輩出されたばかりであり、リハビリの専門知識を持つ医療従事者が未だ少ない。そのため、運動療法士や短期間の研修受けた看護師がリハビリを実施しており、リハビリ関係者の知識と技術の向上が喫緊の課題となっている。同病院でも、同僚となる運動療法士が、外傷、関節痛、脳卒中の後遺症、脳性麻痺がある患者に対し、運動療法を中心としたリハビリを実施しているが、理学療法の専門知識および技術が不足している。このような背景から、協働による同僚の知識と技術の向上を目的として、JICA海外協力隊が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚に対し、患者の状態に合わせた理学療法ができるように指導、助言する。
2. 同僚とともに、患者の状態に合わせた理学療法を行う。
3. 退院後の患者が継続してリハビリができるよう、自宅での訓練を患者とその家族に指導、助言する。
4. 理学療法室の環境整備について助言する。
5. 可能な範囲で、同県に派遣される障害児・者支援隊員と連携し、勉強会などを通じ、理学療法の啓発活動に努める。
※脳性麻痺の患者に対する助言は、できる範囲での協力で構わない。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、パソコン、リハビリ室、訓練用道具(マットレス、ベッド、機材など)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
運動療法士(男性、30代、経験16年、理学療法研修受講経験有)
リハビリ科医師(女性、40代、経験7年、伝統治療専門医)
看護師約20名
活動対象者:
入院・外来の患者及びその家族

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

保健医療福祉職種隊員の分科会での連携活動も期待される。