2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04519B10)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

法務・内務省

2)配属機関名(日本語)

国家特別公務員病院

3)任地( ウランバートル市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1933年に法務・内務省の付属病院として設立、2016年に病棟が改設された。法務・内務省が管轄する国境防衛庁、警察庁、入国管理局、国家法務研究所等20以上の公的機関の公務員や家族、定年退職した公務員等13万人、及びウランバートル市チンゲルテイ地区住民17万人に医療サービスを提供している。年間予算は約4.7憶円。リハビリ科、内科、外科等計12科、ベッド数240床、職員数355名。年間平均7,500-8,000名の入院患者、2,000-2,500名の手術患者、外来患者1日平均600名。年間平均20万人の患者に医療サービスを行っている。過去には、フランスの短期看護師ボランティアが3名派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2011年に理学療法士(以下、PT)の第1期生が卒業したばかりで、リハビリはまだ新しい分野である。そのためリハビリの知識や技術を持つ医療従事者は少数であり、同病院の2人のPTも、1名は元看護師で、理学療法の短期研修を受けて現在PTとして務めている。また、もう1名のPTも資格を持つPTではあるが、実務経験が1年と少ない。同院では、医療サービスを受ける患者の多くが警察官、消防士、軍人等怪我を負うリスクが高い公務員である。また、2019年にモンゴル・サッカー協会と契約を締結し、サッカー選手の手術や術後のリハビリも行うようになった。このような背景から、同院における理学療法の知識と技術の向上が求められている。そこで、日本の理学療法のノウハウの共有及び技術の指導を通じて、PT人材を育成すること、加えて、院内のリハビリに対する理解を深めることを目的として、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚に対し、理学療法評価の指導、助言を行う。
2. 同僚とともに、個別評価に基づいた理学療法を行う。
※平均1日に外来患者20名、入院患者10名を対象としている。
3. PT実習生に対し、理学療法の知識や技術の向上のための指導を行う。
4. 院内の医療従事者を対象に、リハビリに対する理解促進を目的として、勉強会やを実施する。

※同院の患者は、上述のとおり怪我を負うリスクの高い公務員が多いことから、外傷(整形外科疾患)患者が多い。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子、コンピューター、リハビリ用マット、リハビリ機材(エアロバイク、トレッドミル等)

4)配属先同僚及び活動対象者

リハビリ科の職員数13名:
科長 (女性、47歳、実務経験18年)
医師6名 (リハビリ科医4名、伝統治療医師2名)
PT2名(30代女性1名、理学療法経験7年、元看護師)(20代男性1名、理学療法経験1年)
看護師長1名、看護師4名
活動対象者:同僚、リハビリ科の外来患者、入院患者

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づく指導が必要。

[参考情報]:

 ・身体障害領域の経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(ー30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

保健医療福祉職種隊員の分科会での連携活動も期待される。