2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04519B12)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ドルノド県教育・文化・芸術局

3)任地( ドルノド県チョイバルサン市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ドルノド県内の小・中・高校一貫校(モンゴルの一般的な学制)が26校(公立23、私立3)、幼稚園37園(公立28、私立9)の教育行政機関。職員21名(37-54歳)が各担当分野での専門的な知識を生かし、地方における教育・文化機関の支援を担当している。同県は積極的に教育系ボランティアを受け入れており、配属先はこれまで青年海外協力隊に加え、米国Peace Corps(主に英語教育)、KOICA(主にIT教育)等を受け入れてきた。現在、同局配属では障害児・者支援及び理科教育の協力隊各1名(両隊員とも2020年3月末まで活動)が、活動中。年間予算は約1,260万円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきている。活動先の一つとなる第11学校の特別支援学級は2018年に新設されたが、担任教員は経験がなく、障害児の指導方法が全くわからない状況にあった。現在活動中の隊員は、第11学校特別支援学級、NGO「障害児親の会」、市内の他の学校において、インクルーシブ教育、訪問教育に向けた通常学級の巡回指導やセミナーの実施に取り組んでいる。隊員の支援活動後すぐにその活動の効果が現れ、県下の多くの機関より評価された。現地職員の障害児に対する態度や知識が向上してきたところ、引続き担当教員および職員の技術向上を強く望み、継続支援を希望されたため、その要請を受けることとした。なお、モンゴルの障害児の状況については、特記事項にあるJICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト」(2019年7月まで実施)ホームページ参照。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 第11学校において、担当教員とともに特別学級の支援を行う。
2. 県教育局の障害児教育担当者や学校教員とともに、県下の学校教員に対してインクルーシブ教育に関するセミナーを実施する。
3. 市内の学校を巡回し、障害児がいる通常学級の担任教員に生徒の指導方法等を助言する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、机等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:第11学校教員(経験11カ月、45歳、女性1名)
教育局障害児教育担当(経験2年、44歳、女性1名)
県下で特別支援教育を学んだ教員4名
活動対象者:第11学校生徒13名(8~16歳、知的障害、脳性麻痺、ダウン症、自閉症、視覚障害、言語障害)
県下の0-15歳の障害児307名(登録上)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

保健医療福祉職種隊員の分科会での連携活動も期待される。
上記JICA技術協力プロジェクト: https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html