2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04519B15)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・文化・科学・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ウブルハンガイ県第11特別支援幼稚園

3)任地( ウブルハンガイ県アルバイヘール市 ) JICA事務所の所在地( ウランバートル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2017年に設立。園児数36名(2-10歳)、クラスが3つある。全職員数16名(うち園長1名、教員3名、補助教員6名、医師1名、その他5名)。園児の約半数が脳性麻痺。その他、視覚障害、聴覚障害、自閉症、ダウン症の障害がある園児がいる。年間予算約1,000万円。2018年に増築された際に、国際NGO(World Vision)の援助を受け入れた。国際機関からのボランティアの受け入れ実績はなし。県全体で登録されている障害児が381名いるが、県下に同園以外に障害児を受け入れる幼稚園はない。卒園生は基本的に同県第2学校の特別支援クラス(2クラス)に進学している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンゴルでは2016年に障害者権利法が制定され、障害者支援が活発になってきている。ウブルハンガイ県は以前から障害者支援に注力したきた県であり、全国でも珍しく特別支援幼稚園が整備されている。一方、同国では2014年に特別支援教育専門教員の育成が始まり、2018年に1期生(10名)が卒業したばかりである。そのため専門知識を有する人材が著しく不足しており、配属先においても、一般的な幼稚園教員が短期特別支援研修を受け、障害児の支援を行っている。このような背景から、教員の専門的知識は不足しており、障害児に対する適切な指導や対応ができないことが課題となっている。そこで、同僚の知識や園児への接遇等の向上を目的として、隊員要請が出された。なお、当国の障害児の状況については、特記事項にあるJICA技術協力プロジェクト「障害児のための教育改善プロジェクト」(2019年7月まで実施)ホームページ参照。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚とともに障害児を対象とした授業を受け持ち、障害の程度に応じた指導内容・支援方法について助言する。
2. 障害児の保護者に対し、障害に関する理解深化、障害児への接遇や療育方法に関する勉強会や助言を行う。
※ 県庁で活動中の障害児・者支援隊員(2019年10月活動終了予定)の後任、及び同県総合病院の理学療法士隊員(2019年度秋募集中)と共に、連携した活動も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚: 全員女性
園長(40代、実務経験17年)
教員3名(20代~40代、幼児教育経験5~12年、特別支援教育経験1~2年)、
教員補助6名(20~40代、経験1~2年)、
医師(30代、伝統治療科医、実務経験5年)
活動対象者:同僚、 障害児36名、障害児の保護者

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

保健医療福祉職種隊員の分科会での連携活動も期待される。
上記JICA技術協力プロジェクト: https://www.jica.go.jp/project/mongolia/013/index.html