要請番号(JL04519B18)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働・社会保障省
2)配属機関名(日本語)
ウブルハンガイ県庁 社会政策課
3)任地( ウブルハンガイ県アルバイヘール ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
社会政策課は貧富の差減少のため子どもや若者の教育支援、家庭内暴力防止、障害児・者支援といった内容の業務を行っている。県庁の年間予算は約6億4,000万円。同課には課長、教育分野、文化・芸術分野、保健・社会保障・ジェンダー分野、スポーツ・家庭/子供/若者支援分野、障害児・者支援分野や労働関連問題を担当する5名が務めている。同課は特に障害者支援の分野に力を入れており、2014年9月より障害児の所在等に関する地域の調査や関連NGOおよび特別支援学級への企画運営支援、重度障害児の治療費補助、障害児が参加する様々なイベント等の運営支援を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国では、障害児を受け入れることが出来る幼稚園・学校の数が限られており、ウブルハンガイ県においても学校に通えない障害児が多数いる。加えて、担当教員は、障害児の療育や接し方に関し独学で学ぶケースが多く、体系化された知識を得る機会が限られている。2019年7月時点で、障害児・者支援隊員(2019年10月任期終了予定)が特別支援幼稚園と公立校の障害児特別支援学級のある統合学校(小中高等学校)を巡回し、教員の指導法改善を実施している。また、障害に対する県民の知識・理解を深めるために、簡単なパンフレットを製作し勉強会を開催している。同県において、障害児に対する知識を持った人材は大変貴重であり、今後も人材育成に重きを置いて後任要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚たちとともに以下の活動を実施する。
1. 活動対象先の教員の指導力向上を目的とした専門性向上のための学習会などを実施する。
2. 配属先の実施する事故等を原因とする後天性障害のセミナーにおいて、日本における子供の火傷予防や事故後の対処法などを紹介する。
3. 特別支援学級の教員へ障害児の対応について助言を行い、障害児に寄り添った教育を実施する。
4. 通学が困難な障害児の自宅を訪問し、家族および障害児に対するケア・接し方について紹介する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
ノートブック、プリンター、スキャナー、カメラ(以上共有)
4)配属先同僚及び活動対象者
・課長(女性、40代)
・障害児・者支援担当者(女性、50代)
活動対象先
・第2学校内の特別支援学級(教師2名、30代/生徒5~21歳、約50名)
・特別支援幼稚園(教師8名、30代/生徒3~6歳、約38名)
・第3幼稚園内の特別支援学級(教師2名、30代/園児1~5歳、約20名)
5)活動使用言語
モンゴル語
6)生活使用言語
モンゴル語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:障害児教育に関する指導が必要
[参考情報]:
・実務経験とは障害児支援に関わった経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)