2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04519B19)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

モンゴル国立医科大学ダルハン分校

3)任地( ダルハンオール県ダルハン ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 鉄道 で 約 7.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1969年に専門学校として設立され、2010年からモンゴル国立医科大学の分校となり、教育、研究、調査を行っている。年間予算は約1.2億円。看護師及び助産師、薬剤師の育成を実施している。4年制の看護学科では、初年度に一般教養、2年目以降が専門教育と実習となる。過去に米国ピースコーボランティアの受入実績あり。また、過去には同県に派遣された保健師隊員が同校にて勉強会を実施し、看護師隊員が同校の教科書作成の協力を行なうなど、隊員の受入実績はないが、協力の経験はある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同校の看護学科においては、基礎看護、看護技術等の基礎的な授業以外にも、内科、外科、小児科、産婦人科等の専門授業が必須とされている。しかし、各科の授業は主に医師が担当しており、看護に関する実際的な指導や実技演習が限られているのが現実である。このような状況の下、隣接する県総合病院で活動する看護師隊員が実施する勉強会(日本における疾患別看護の仕方、心電図の読み方、新生児ケア、栄養指導、医療機器の使用法等)に、同校の教員看護師および実習生が参加した経験があり、実践的な看護実習の機会となったと高い評価を得ている。このような経験から、入院患者への看護を学ぶ機会が少ない看護学生に対し、同様に日本の医療現場での経験を元にした看護の仕方を紹介し、指導をすることが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

日本の医療現場での経験を元に、以下の活動を行う。
1. 講師(同僚看護師や医師)の受けもつ授業の一部に同席し、日本での分野別(特に慢性期)の看護過程の展開、患者への対応などを助言する。
2. 看護学生が総合病院へ実習に行く際に同行し、実技面について基本的なことを助言・指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室(大部屋、パソコン、机、椅子)、教室、看護実習室

4)配属先同僚及び活動対象者

看護学科長(女性、50代、大卒、実務経験38年)
看護学科教師 8名(看護師6名、医師2名)
看護学科学生222名(18歳以上)

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒のため

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・病棟での実務経験(5年)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同国では保健医療職の隊員の分科会が定期的にセミナー等を実施しており、同会での連携活動も期待される。