要請番号(JL04816B06)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農林省
2)配属機関名(日本語)
パロ農業機械化センター
3)任地( パロ県パロ市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 1.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
効率的な農業技術開発並びに普及のため、農業機械化の促進を目指して1983年に農業機械化センター(AMC:Agriculture Machinery Centre)が設立され、全国に4つの地域センター(RAMC:Regional Agriculture Machinery Centre)を配している。配属先は、農業機械の販売や修理、農業機械の貸出サービスなどを実施している地域センターの一つで、現在、農業機械SVが活動中(2016年6月迄)。また、JICA技術協力プロジェクト「農業機械化強化プロジェクトフェーズⅡ」(2014年8月~2017年8月迄)が開始されている。年間予算は約1,800万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の農業は、国民総生産の約17%、労働人口の約6割を占める基幹産業である。一方で、農業人口が減少傾向にあるため、自給率の改善、換金作物の生産向上が課題となっている。ブータン政府は「第11次五か年計画(2013年~2018年)」を策定し、農業機械の導入は課題達成のための効果的な手段として位置付けている。このような状況下、ボランティアには、農業従事者の視点に立った修理サービスの向上という観点から、同僚に対する技術指導が求められている。また、上述のJICA技術協力プロジェクト「農業機械化強化プロジェクトフェーズⅡ」(主な活動は、機械試験法の確立、研究開発、貸出サービスのモデル構築)との連携した活動も期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは配属先同僚と協力し、以下の活動を行う。
1.農業機械の修理サービスの提供、および同作業を通じた配属先同僚の技術力向上支援
2.配属先職員の農業機械修理能力向上のための研修プログラム(講習会)の実施
3.農業従事者に対する上記機械の使用、管理方法の指導
4.ブータンの農業機械化に対する技術的な助言
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
耕耘機(クボタ:K120,三菱:MR1200DT,ヤンマー:YZC-D)、トラクタ(シバウラ:ST318,三菱:GS181,クボタ:B1820)、コンバイン(三菱:VM219)他、修理工具や工作機械
4)配属先同僚及び活動対象者
・配属先長(男性)
・同僚合計11名:技師:2名(うちC/P30代:男性:実務経験10年以上)
整備工:5名(20代~50代:男性)、部品事務:2名、運転手:2名
主な活動対象者
・配属先同僚および、ブータン全土から講習等で集まる農業従事者
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)機械工学 備考:専門的な知識が必要
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:幅広い知識・経験を要するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30 ℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)