2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04816B18)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
G238 料理
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3
配属先の全景と同僚 調理実習風景 調理実習室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ブータン政府観光局

2)配属機関名(日本語)

王立観光ホスピタリティ専門学校

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同配属先は、外国人観光客向けの国際基準に沿うような観光サービスの向上を目的とし、理論と実践的な内容を網羅した2年間の職業訓練コースを実施している。森林に囲まれた、ティンプー郊外の閑静な敷地を有し、元々はホテルとして営業していた施設を改修しているため、実習用のホテルやレストラン、バーも併設されている。経理、英語、コンピュータスキル、観光概論(マーケティング、持続可能な観光など)、料理&ビバレッジ、ツアーガイドといった科目がコースに含まれ、さらにホテルや旅行会社での実習8週間も含まれる。年間予算は、約6000万円。オーストリアの援助により施設が整備された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブータンの観光業においては、ホテルやレストランでの料理のバラエティの少なさが指摘されている。その理由としては、食材に限りがあるだけでなく(鮮魚は入手不可、調味料もインドやタイからの輸入品)、1970年代にようやく鎖国政策を解き、外国人の観光が本格化したのは90年代に入ってからという歴史的な背景もある。近年になり、首都を中心にしてホテル開発が急速に進み、ホテルサービスに携わる人材のニーズが急増している。配属先には実務経験もある講師もいるが、多様化する観光客の要望に応えるために、JVの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚講師とともに、アジア料理(日本、中華料理等)や西洋料理を中心とした生徒への実習を行う。また、実習で用いるレシピの作成も期待される。訓練生は、外国人観光客向けのホテルから現地人向けのレストランまで幅広い就職先の可能性を持っているため、実際の現場で調理可能なレシピが求められる。なお、1年生は料理が必須科目となるが、2年生は選択科目となり、より高度な内容の授業となる。
2.実習を通じて、同僚講師のスキル向上を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

調理器具全般、実習用キッチン、レストランなど

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚講師4名(30代、経験7年程度:西洋料理、インド料理、ブータン料理の指導)

活動対象者 訓練生75名 (Class12卒業以上(高校卒業と同等)、1年生50名、2年生25名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(調理師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:調理分野の学歴が必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】