2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04817A03)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1
学校の全景 学校のスタッフたち 学校の運動場

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

バルサム セントラルスクール

3)任地( タシガン県バルサム ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 22.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東部のタシガン県タシガンの町から車で1時間弱の丘陵部の農村に位置しているセントラルスクール。隣接した1987年設立の小学校と2009年設立の小中学校が合併して、2016年からセントラルスクールとなった。Pre Primary(幼稚園年長相当;以下PPと略)からClass10(高校1年生相当)迄の児童・生徒が通い、寄宿舎も併設されている。
教員数30名(校長副校長含む)、スタッフ20名、児童・生徒数は約520名(2016年度)。年間予算は約4,000万円。
他にはカナダボランティアが1名派遣されており、算数を指導している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国に於ける保健体育教科は2000年に正規科目となり、2009年にはActivity Book(指導要領のようなもの)も作成された。同じく、2013年に正規科目となった美術(図工)教科も、特別に選ばれたパイロット校ですら普及には至っていない。ほとんどの教師は保健体育や美術(図工)の授業を自ら受けたことがないため教えることに苦手意識があり、また、英語や算数といった教科が優先されるブータンの教育事情により、これらの教科授業の充実・定着が課題となっている。
そこで、同僚教師とともに保健体育や美術(図工)を隊員が指導することで、将来的には同僚教師だけで教えることができるような環境を整えるとともに、これら科目の重要性を学校関係者に認識してもらうために、派遣に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. PPからClass6(小学6年生相当)の幼児・児童を対象に、保健体育を中心として、美術(図工)やダンス等も含めた授業を行う。用具が限られるなか、現地で入手できるものを利用した用具の製作など、工夫を凝らした授業が求められる。
2. 放課後のクラブ活動の担当も期待される(特にスポーツ。Class7(中学1年生相当)以上の生徒も対象となる)。
3. 運動会や絵画展への参加といった企画を通じて、学校関係者に保健体育や美術(図工)の重要性について知ってもらう機会を設ける。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

バスケットボールコート、フットボールグラウンド、ボール、多目的ホール(小型の体育館)など

4)配属先同僚及び活動対象者

[同僚]
同僚教員27名のうち、何名かがカウンターパートとなる。年齢20-30代、教師経験は長いが、保健体育や美術(図工)の指導経験はなし。
[活動対象者]
PP-Class6の幼児・児童(活動対象者は、科目、クラブ活動内容によって変動がある)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:僻地での活動となるため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:即戦力が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】