2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04817A05)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1
ゲルポシンの町 作品の展示(2年生) 授業の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ゲルポシン セントラルスクール

3)任地( モンガル県クリチュ ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 18.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東部のモンガル県モンガルの町から車で約1時間の村に位置しているセントラルスクール。1998年創立、2016年に近隣の中学校、高校と統合しセントラルスクールとなった。配属されるのはCampus3と呼ばれる小学校となる。Campus3には、Pre Primary(以下PP:幼稚園年長相当)からClass6(小学6年生相当)の児童生徒が通っており、生徒475名、教員は事務や図書館などを含めて23名である(2016年現在。2017年からはPPからClass8(中学2年生相当)まで受入予定)。
2018年1月まで初代小学校教育隊員が美術指導で活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国においては美術教育を受けたことがある教員、美術教育に関する学位を持つ教員は存在しない。そのため、2012年度に教育省カリキュラム開発局配属の美術隊員を中心としたカリキュラム作成委員会が全国の教員を対象に技術指導のためのワークショップを開催し、2013年度より委員会のメンバーの教員及びワークショップに参加した教員の所属学校がパイロット校となり、PPからClass4(小学4年生相当)の幼児・児童を対象に美術科の正式導入が始まった。対象児童は毎年1学年ずつ増やし、2017年度にはClass8までとなる。
当校には委員会のメンバーである教員が1名いるが、教員数が少ないため美術を隊員と一緒に教えるには至っていない。隊員は今後も単独での指導となる可能性が高いが、「美術を通じて生徒の感性を伸ばし、その過程を学校関係者に知ってもらうことで、美術の重要性を認識してもらう」ことを主眼として派遣を継続する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.カリキュラムに沿って、Class1(小学1年生相当)からClass8(中学2年生相当)の児童に対して、美術に親しむこと、また想像力・創造力を養うことを目的とし、身近な材料を用い、美術(図画・工作)の基礎的指導を行う。
2.小学・中学・高校生向けのアートクラブでの指導を行う(隣のCampus1,2に出向いての指導となる)。
3.任地にて定期的な作品展を開催する。
4.同僚教員に美術教科の紹介や美術及び美術指導に関する助言を行う。
5.長期休暇中には、教育省主催のワークショップの支援も期待される。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

画材(ドローイングブック、水彩絵具、クレヨン等)、文具(はさみ、のり、鉛筆等)、隊員自作による美術専門用具(画板、デスケル、馬連、粘土へら等)

4)配属先同僚及び活動対象者

[同僚]
同僚教員19名のうち、何名かがカウンターパートとなる。委員会メンバーである教員1名 (女性/30代前半/大卒/英語、一般科目担当)が期待されるが 一緒に教えることができるかは未定
[活動対象者]
主にClass1からClass8の児童。アートクラブ受講希望者によっては中高校生も含まれる。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:即戦力が求められるため

[参考情報]:

 ・小学校教諭又は中高教員(美術)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~30 ℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】