要請番号(JL04817A13)
募集終了
2代目
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ダンプ―小中学校
3)任地( チラン県ダンプー ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
任地は首都ティンプーから車で約6時間かかる、ブータン西南部にあるチラン県の中心に位置している。ここを外国人が旅行で自由に訪問できるようになったのは、わずか5-6年ほど前のことである。配属先は1986年創立の公立小学校で、Pre Primary(以降P.P.、幼稚園年長相当)-Class8(中学2年生相当)の幼児・児童・生徒が通う。平成26年度3次隊派遣の体育JVが、2017年1月初旬まで活動していた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータン政府は保健体育を重視し、2018年までにすべての小学校(クラスP.P.‐6)、2020年までにすべての中学校(クラス7-12)で、保健体育教育を実行することを目指している。しかし現状としては指導できる教員がいないため、授業が行われていない学校が少なくない。2017年2月現在、当校には大学で保健体育に関する課程を受講した教員が2名(1名は副校長で、教科担当無)いる。しかし教員自身が学校で保健体育の授業を受けた経験がないため、実技指導等で具体的なイメージが持てないでいる。これまで派遣されていた隊員は、教員不足という背景も加わり、単独指導を行っていた。教員が増員されない限り、今後も単独指導が継続する可能性が拭えない。しかし保健体育の授業のみならず、さまざまな課外活動などを通じて、園児・児童・生徒、同僚教員が、まずは保健体育という教科への理解を深めることを目指して、後任を要請するに至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
【主な活動】
・配属先で、用具や教材が十分ではないなか、工夫しながら保健体育の授業を行う
【付随する活動】※赴任後、必要に応じて配属先と話合い、状況を確認しながら実施することを期待されていること
1. 同僚教員へ、保健体育授業に関する理解促進を目指した働きかけを行うこと
2. 学校のスポーツイベントや放課後のクラブ活動等の実施・補佐を行うこと
3. 同分野で活動する他のボランティアたちとともに、保健体育科教育への理解・普及を図る催し等を計画、実行すること
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーグラウンド、バスケットボールコート、バレーボールコート、多目的施設(日本の体育館に相当)
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
教員46名、教員以外のスタッフ6名
※保健体育に関する知識を有する教員は2名(うち1名は管理職)在籍している
幼児・児童 1,048名
【活動対象者】
P.P.-Class6(小学6年生相当)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(教員(保健体育))
(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と同等の学歴が求められる
[経験]:(教員経験)3年以上 備考:即戦力が求められるため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)