2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04818B02)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ジグミ・ドルジ・ワンチュク国立病院 新生児集中治療室

3)任地( ティンプー県ティンプー市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

本病院は人口10万人の首都ティンプー市を抱える国内最大の総合病院で、ベッド数約350床、医師約60名、14の診療科目から構成されている。ブータン西部における基幹病院であり、また上級病院として国内中の病院から搬送受入を行っている。配属先となるのは「NICU(新生児集中治療室)」で、そこでは主に新生児看護および同医療に関する業務が行われている。2020年には既存の病院から独立した母子病院が完成予定。2018年5月現在、同病院では4名のJICAボランティアが活動を行っている。年間予算は約101百万円。同病院は隣接する看護学校の臨床実習センターとしての役割も果たしている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同科にはベッド35床(NICU16床と新生児カンガルーケア用7床、光線療法用12床)の他、呼吸器5台が設置され、NICUでは専属医師1名と看護師24名が3交代制で24時間看護を行っている。年間入院数は約1,300名で、その症例内訳は新生児黄疸約40%、早産児約30%、外科疾患・その他30%となっている。当科の看護師は、国内で6か月間の新生児看護研修、またはタイやインドなどで約3か月間の研修を受けているが、その研修後に専門知識や技術を向上させる機会は限られている。また、慢性的な人員不足もある中、看護技術の平均化を目的としたSOP(標準作業手順書)や各種ガイドラインの作成が急務である。このような状況のため、配属先同僚と共に直接の患者対応を行いながら、同僚に対して新生児看護におけるアドバイスや講習会を通じた知識・技術の伝達の支援を目的にJVの要請に至った。2017年1月よりJV1名が活動中。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.業務を通じての新生児看護に関する助言、知識・技術の向上を目的とした勉強会等の開催
2.院内感染対策を支援
3.業務効率化や簡素化に繋がるSOP(標準作業手順書)やガイドラインの新規作成・修正
4.5Sを活用しながら環境整備や事故防止等の医療安全管理に関する指導
5.発達促進ケア(Developmental Care)の向上支援
6.家族中心のケア(FCC)の導入及び、患者家族に対する育児指導
7.必要に応じて、ブータンにおける認定看護師コース研修生に対する臨床指導(NICU)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保育器、ラディアントウォーマー、光線療法装置、人工呼吸器、バブルCPAP、パルスオキシメーター、シリンジポンプ等、脳低体温療法用機器導入予定

4)配属先同僚及び活動対象者

【配属先同僚】
・看護師長1名(女性)
・看護師24名(うち経験5年以上:8名、1年未満:5名)(男性看護師11名)
【活動対象者】
・新生児およびその家族
・配属先スタッフ

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:同僚への助言や指導が必要なため

[参考情報]:

 ・NICUでの実務経験が必須

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】