要請番号(JL04818B06)
募集終了
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
内務文化省
2)配属機関名(日本語)
ハ県事務所
3)任地( ハ県ハ市 ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のハ県事務所は、6つのゲオク(村、Gewog)を管轄して行政事務を執り行う役所である。ハ県の人口は2万人弱程度で、県域の約80%が森林地帯であり、2002年に外国人観光客に開放されたが、観光地としての開発は未だ進んでいない地域である。年間予算は、約3.5億円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ブータン西部のハ県は首都から112kmとアクセスは良いが、他県より遅れて観光開発に乗り出したこともあり、「何もない所」「自然が手つかずで残っている地方」といったイメージが強い。県は地元資源を活かした観光促進、地域振興を進めたいと考えている。2015年~2018年まで、ハ県にてJICA草の根技術協力事業が実施され(参考URL:https://www.jica.go.jp/partner/kusanone/partner/bhu_03.html)、またブータン王立自然保護協会主導のもと、JICAと経団連自然保護基金が出資してビジターセンター(道の駅のような施設)が完成されたことを受け、県では引き続き、「地域に根ざした持続可能な観光開発(CBST)」を推進していく方針を立てている。このような状況下、ビジターセンターの運営支援とCBST推進のための助言を行えるボランティアの要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは配属先スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1)ハ県のビジターセンター運営にかかる助言、支援(センターの経営管理や人材育成、Web・パンフレット等の整備を通じたプロモーション実施など)
2)ハ県のCBST推進のための助言、支援(例えば、農家ホームステイや地産の土産物、その他観光商品・プログラムの開発など)
3)現地の観光ガイド、CBSTに関わるスタッフ育成に向けた助言、支援
4)ハ県の観光開発に携わる関係機関・団体、関係者を繋ぎ、CBSTの理解促進を支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、デスクトップPC
4)配属先同僚及び活動対象者
【配属先同僚】
・上長1名(県のプランニングオフィサー、男性:30代)
・同僚1名(ビジターセンター勤務、カウンターパート、女性:20代)
【活動対象者】
・ハ県の観光開発に携わる関係者(ホームステイ受入農家、ローカルガイド、土産物生産者、県/郡事務所職員、自然保護区・漁業センター職員、住民等)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒以上のため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への助言や指導が必要なため
[参考情報]:
・地域振興に関わる観光産業での業務経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
参考URL:http://www.jeef.or.jp/activities/bhutan-haa/