2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04818B10)
募集終了

国名
ブータン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3
センターの外観 スタッフ・教育局長(右から二人目)と遊びに訪れていた子供たち 楽器演奏を楽しむスタッフたち

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

モンガル ユースセンター

3)任地( モンガル県モンガル ) JICA事務所の所在地( ティンプー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 15.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2013年にユニセフの支援で設立された機関である。放課後に子どもが集い、楽しみながら情操教育を受け、グループ活動を通してリーダシップやチームワークを学ぶことを目的としている。週末は約60名、平日は約30名の子どもが通う。ライブラリー、ミーティングスペース、卓球台等があり、隣りには公園のような空きスペースがある。各種楽器も保有しているが、使用者はいない。クレヨン・色鉛筆が設置され、塗り絵を楽しむことができる。ユニセフからプログラム実施の際に、予算支援を受けることがある。首都からの移動には、1泊2日かかる。
「Mongar youth center」で検索すると、Facebookの確認が可能。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モンガル県教育局は、音楽教育に力を入れる方針である。音楽はブータン人の生活に浸透しているが、学校教育にはまだ取り入れられておらず、ブータン人は音楽を学んだ経験がない。「音楽」と言えば、伝統楽器で演奏される伝統音楽を聴き(あるいは奏で)、歌を歌い、それらに合わせて伝統的な踊りを楽しむといった具合である。一方で現代ポップスも若者の間では流行している。来ブした外国のポップ音楽グループの演奏には多くの若者が集い、ピップホップダンスなども楽しんでいる。このような状況下、地方都市モンガル県にある教育局は、徒歩5分圏にあるユースセンターをベースに子どもたちに、音楽を学び、理解し、つくるといった楽しみを導入したいと考えている。また県内にある学校を巡回し、より多くの児童・生徒、教員たちに、同様の機会を提供したいと考えボランティア派遣を要請するに至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・ユースセンターに集まる児童・生徒に、音楽を学び、楽しむ機会を提供する。
・学校への、音楽教育導入計画を教育局長と立てる。
・上記計画に沿って教育局の車で学校へ出向き、児童・生徒・教員へ、音楽を学び楽しむ機会を提供する。
・ユースセンターに集まってくる周辺住民へも、音楽を学び、バンド活動を楽しむ機会を提供する。
・可能ならユースセンターに集まる児童・生徒に、美術(折り紙、塗り絵で色彩指導、廃品や植物で立体指導など)を紹介する機会を設ける。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ドラムセット、インディアンオルガン、インディアンドラム、シタール、伝統楽器(琴、笛、ギター)などがあるが、ボランティアがこれらを演奏することは求めていない。むしろ現代的な楽器の導入が期待されている。

4)配属先同僚及び活動対象者

センターは11:00~18:00開館、月曜日閉館
(同僚)・モンガル県教育局長(40代、男性、教育修士、計画の相談役)
・マネージャー(30代、男性)、事務員(男性)
(活動対象者)・センターに通う児童・生徒(小学生中心~中学生ぐらいまで)
・県内の学校に通う児童・生徒・教員
・周辺住民

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(教諭免許(校種・教科不問))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:教える立場に立つため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:即戦力が求められるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(25~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】