要請番号(JL04819B11)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ミュンセリン盲学校
3)任地( タシガン県カリン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 22.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1973年創立の国内唯一の盲学校。数度の改名を経て2013年にミュンセリン盲学校(Muenselling Institute)となる。Pre Primary(幼稚園年長相当;以下PPと略)からClass6(小学6年生相当)迄の弱視若しくは全盲の幼児・児童が通う。重複障害を持つ児童も多い。各学年(クラス)は1名~10名弱。就学時の年齢が一定でないため年齢は7歳~20代前半と幅広い。教員数12名(うち4名は弱視または全盲の教員)、サポートスタッフ約10名、幼児・児童数約30名(2019年度)。卒業生は隣接するカリン小中学校に編入し、Class7及びClass8は同校に在籍する。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先では、2007年より3代に渡ってJOCVを受入れてきた。2018年まで活動した障害児・者支援の隊員は、ブータンにて体育が正規科目として導入されたものの、当教科を教えることの出来る教員も殆んどいない状況下で、弱視・全盲の幼児児童に適切な運動の機会を提供する活動を行った。配属先からは、引き続きJICA海外協力隊による支援を要請されているが、重複障害を持つ児童が増えている現状を踏まえ、基本的な生活活動の習得、身体機能の改善に向けた動作訓練が期待されており、今般、作業療法士の要請となった。ブータンにはインドで資格を取得した作業療法士が数名いるが、同校には作業療法士は在籍せず、教員全員がカウンターパートとなって技術移転を受ける計画である。そのため、活動内容は、専門的な作業療法というよりは、ベーシックな動作訓練の実施、指導が中心となる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚教員と協力しながら、以下の活動を行う。
1.PPからClass6迄の弱視・全盲(重複障害含む)の幼児・児童を対象に、作業療法(基本的な動作訓練)を行う。
2.主に身体障害のある幼児・児童の動作訓練を行うにあたっての改善プログラム作成を支援する。
2.日ごと、週ごと、また半年ごと、といった期間で幼児・児童の障害に関する評価を支援する。
3.同僚教員たちが自分たちでも簡単な動作訓練が実施できるように、技術移転を図る。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
運動用具(トレッドミル/エアロバイク/クロストレーナー/腹筋台 等)、また点字プリンターなど学習教材も豊富にある。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先上長:校長、男性、40代
同僚教員:12名、男性、女性、20~40代
・サポートスタッフ(事務/運転手/司書等):約10名、男性、女性、20~40代
活動対象者:
・幼児・児童(弱視・全盲、重複障害):約30名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:指導的な活動を行うため。
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践的な活動を行うため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)