要請番号(JL04819B27)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
タラヤナ財団
2)配属機関名(日本語)
タラヤナ財団
3)任地( モンガル県 ) JICA事務所の所在地( ティンプー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 15.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先のタラヤナ財団は、2003年に前国王妃により設立されたNGOであり、地方の貧困層の生活改善や女性の自立支援、伝統工芸の保全等を通じて、主に地方の社会的弱者を支援している。任地となるブータン東部のモンガル県では、竹工芸全般にかかるリサーチセンターが2020年前半には完成予定である他、隣接するシャムガン県においても、竹工芸のプロジェクトが展開される予定である。2014年~ 2017年まで、JICA草の根技術協力が実施された。年間予算は約1億2000万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
財団は現在、南アジア地域協力連合(SAARC)内において実施中の、「竹製品による起業促進プロジェクト(Promoting Integrated Bamboo Based Enterprise Development among SAARC Countries)」と連動しつつ、ブータン国内における竹工芸・竹製品に基づく収入向上、就業機会の拡大を進めている。これまでのブータンにおける竹工芸の分野では、伝統的かつシンプルなものが多く、商品としての競争力が不足していた面がある。今後、現代的かつブータン特有のデザインを新たに創出し、国際的なマーケットに通用する竹工芸の産業を育てていきたいと配属先では考えている。かかる状況下、同財団が雇用する現地の竹工芸職人をカウンターパートとし、ローカル職人への技術指導、デザインの助言を行えるJICA海外協力隊の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先が建設予定のリサーチセンター(Common Facility Center, CFC)を中心に、カウンターパートとともに、以下の活動を行う。
1.竹を用いた手工芸品、生活用品のデザインにかかる助言を行う。
2.竹工芸・竹製品にかかる技術指導を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
竹細工に必要な機材一式(切断、剥ぎ、漂白、色付け、磨き等に使用する機材)、溶接、CNCマシン、他多数
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先上長:女性、30代、チーフプログラムオフィサー
カウンターパート:男性、30代、財団が雇用する職人
活動対象者:CFCでトレーニングを受ける起業家達、数十名程度を想定、20代~40代
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:実践的な活動を行うため。
[経験]:(実務経験)10年以上 備考:指導的な活動を行うため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)