要請番号(JL04819B30)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働人材省
2)配属機関名(日本語)
クルタン職業訓練校
3)任地( プナカ県クルタン ) JICA事務所の所在地( ティンプー市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
国内に8校ある労働人材省管轄の職業訓練校の一校で2002年開校。首都ティンプーよりバスで3時間ほどのプナカ県クルタンの川沿いに位置し、訓練生用のドミトリーも有している。職業訓練校は地域の特色にあったコースで構成され、同校は、2年制の機械、電気の2コースを有している。また、職業訓練だけでなく、英語、数学といった一般教養科目も提供される。全校生徒約250名、講師数20名(2019年3月現在)。過去にJICA専門家が派遣され、2020年1月まで、JOCVが1名活動中である。WEBサイト:http://www.tvet.gov.bt/
【要請概要】
1)要請理由・背景
2008年よりCBT(Competency Based Training:市場で求められている実践的な職業能力をしっかり身につけるための訓練を実施し、その職業能力に対して資格を授与する制度)が、職業訓練校に導入された。2021年8月までには、農業機械の修理、改良に特化した機械科コースを開講予定である。そのため、溶接やグラインダーといった機械の組み立て作業に関する知識と経験を有するボランティアが要請されており(農業機械の修理、部品の加工・製作等にかかるアドバイスができれば尚良い)、派遣後は、カリキュラム作成にかかるアドバイスをはじめ、コースの導入・起ち上げ段階から関わることになる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と協力しながら、以下の活動を行う。
1.農業機械の修理、改良を学ぶ機械科コースの起ち上げにかかる活動(実習や理論の指導に必要な教材、カリキュラムの作成、必要な設備、機材の準備等)を支援、アドバイスを行う。
2.農業機械コースの訓練性に対し(機械科93名中、10~12名程度を想定)、機械工学に関する基礎的な知識から、農業機械の修理や部品の加工、改良の指導を行う(実習を中心とし、必要に応じて講義も担当)。実習においては、労働安全衛生や5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)に配慮した指導が求められる。
3. 日常業務を通じて、同僚講師の技術・知識向上に向けたアドバイスを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
旋盤、ボール盤、フライス盤、溶接機(TIG、MIG、アーク、ガス、プラズマ)、工作用工具一式
またCNCマシン導入予定あり
4)配属先同僚及び活動対象者
カウンターパート:機械コース長、男性、1名、40代、経験14年
同僚: 講師20名、うち機械コースを担当しているのは9名(男性3名、女性6名)、短大卒程度の講師が多い(30~40代:経験5~20年)
活動対象者: 10年生(高校1年生相当)修了者 10~12名程度、男女、年齢18歳~25歳
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)機械工学 備考:同僚教師に助言・指導するため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導が求められるため
[参考情報]:
・機械組み立てに関する指導経験が必須。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-5~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)