2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05417A04)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

人的資源開発省

2)配属機関名(日本語)

スリ・ラマスワミー・メモリアル大学(SRM大学) 外国語学部

3)任地( タミル・ナドゥ州カッタンクラトゥール ) JICA事務所の所在地( デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

約5万人の学生、5つのキャンパス、28の学部、2つの研究センターを有する私立大学であり、インド全土から学生が集まっている。前身のSRM Engineering Collegeは1985年創立。同校では2年時に選択外国語の履修が義務づけられており、日本語、韓国語、中国語、仏語、独語が開講されている。任地となるKattankulathurキャンパスは300エーカーの広大な敷地を有しており、校内には病院、銀行、ホテル、郵便局、職員住居、学生寮などが揃っている。日本語専攻のコースはないものの、インドで最も日本語学習者数の多い高等教育機関である。予算は非公開。

【要請概要】

1)要請理由・背景

Kattankulathurキャンパスの日本語学習クラス数は25、学習者数は約1,500名。日本語を含む選択外国語は2年生の1年間のみで、各クラスの授業数は週2回各50分、1年間で約50時間。学生の殆どが工学部で、日系企業に就職するため日本語を学ぶ学生もいるが、熱心な学生の多くは日本のアニメが好きで日本語を学んでいる。また、大学オリジナルテキストを使った翻訳法による文法の理解や語彙の暗記を主とし、「みんなの日本語」のレッスン14辺りまでの範囲を教えている。これまでもインド人教師が指導に当たってきたが、教師陣が自然な日本語を身に着けたり、学生に日本文化紹介をするために日本語ネイティブのサポートが必要となり、協力隊要請に至った。なお、前任者は、日本文化紹介、教師陣の指導力向上のためのサポート、テキストの編纂、日本語能力試験対策などを行っており、基本的にはこれらを引き継ぐことが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.学生の日本語運用能力向上のための指導、日本理解のための文化紹介などを行う。
2.インド人日本語教師の日本語運用能力や指導力向上のための支援を行う。
3.日本語能力試験対策クラスを担当する(受験する多くの学生はN5の合格を目指す)。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

機材:マルチメディア教室 教科書:A Basic Course in Japanese(SRM大学出版)、2015年は「みんなの日本語」(N5対策クラスのみ使用)だが、次回利用テキストは未定

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】インド人日本語教師
男性3名 女性2名 20-50代 日本語専属の常勤講師 教授経験は1(新卒)-10年
日本語能力試験旧2・3級レベル

【対象者】 Kattankulathurキャンパスの大学生 約15,00名 一クラス約50-70名
殆どが日本語ゼロ初級者

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教授法)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:当国の教員採用事情による

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実践に基づいた指導が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は配属先提供住居。配属先では主に英語を使用するため、現地語学訓練言語(現地語、もしくは英語)はJVの英語のレベルによって決定する。