2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05417B09)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
H113 作業療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会正義エンパワメント省

2)配属機関名(日本語)

国立肢体不自由研究所 (NIOH)

3)任地( コルカタ ) JICA事務所の所在地( デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1978年に西ベンガル州コルカタに設立された国立研究所で整形外科疾患を主とする外来や身体障害リハビリセンター、人材育成機能を併せ持っている。リハビリセンターでは、整形外科、理学療法、作業療法、義肢装具等のサービスを提供している。人材育成分野では、理学療法、作業療法、義肢装具士の学部、修士課程を持つ。配属先の職員総数は125名(うち、作業療法に関わる教員・スタッフは9名)。年間の施設利用者数は、25万人ほど(うち、作業療法では、およそ3万人が利用)。年間の収入はおよそ3.5億円。(2014-2015年の実績数) 配属先HP→ http://www.niohkol.nic.in/。

【要請概要】

1)要請理由・背景

作業療法のリハビリテーション部門は、手の外科、日常生活活動(ADL)、一般、小児などの部門に分かれている。毎日、150名ほどの患者(うち15%ほどは新規)に、リハビリテーションが実施されている。これらのリハビリテーションの質を向上させるために、特に小児分野でボランティアの要請が上がった。ボランティアは、配属先の作業療法士と共にリハビリテーションに加わり、日本での経験や知識を共有しながら、既存の手法を高めていくことが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の作業療法士とともに、小児部門の以下の業務一部、もしくはすべてを実施する。
1.各小児患者の状況や年齢にあわせたリハビリ計画を提案する。
2.小児患者の家庭、学校や地域への参加を支援する。
3.新しい訓練道具・自助具等のアイデアや既存の器具の改善等を行う。

また、毎月1回、活動報告レポートを配属先に提出し、情報共有することが求められている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

サンディングボード、ペグボード、スプリントなどの機器(機器のほとんどが「手の外科」用である)

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
・作業療法分野のスタッフ(経験12年以上、男性2名、女性5名、30-50歳代)
・作業療法を専攻する実習生(17-26歳)
【リハビリ対象者】
・小児患者(脳性まひ、知的障害、先天異常、ASD、ADHDなど、年齢層は4-14歳)とその家族

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ベンガル語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(作業療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:当国の教員採用事情による

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:配属先の要請による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

配属先では英語を使用するため、現地語学訓練言語(現地語、もしくは英語)はJVの英語のレベルによって決定する。