2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05417B11)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
G130 柔道
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会正義エンパワメント省

2)配属機関名(日本語)

インド視聴覚障害者柔道協会(ハイデラバード支部)

3)任地( アンドラ・プラデシュ州ハイデラバード ) JICA事務所の所在地( デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は「スポーツと社会における平等」をモットーに、2010年に設立された。柔道を通した心身共に健全な人間の育成や、社会における視聴覚障害者への理解の深化を目的に、視聴覚障害者柔道の普及促進に取り組んでいる。同協会の本部はウッタル・プラデシュ州ラクナウにあるが、活動先はアンドラ・プラデシュ州ハイデラバードにある支部となる。本部があるウッタル・プラデシュ州では2013年から2年間、1名のJV(青年海外協力隊)が活動し、一般的な柔道の指導のみならず、障害者柔道への支援も行った。(ただし配属先は視聴覚障害者柔道協会ではなく、インド柔道連盟である)。

【要請概要】

1)要請理由・背景

インドにおける障害者柔道の歴史はまだ浅く、主な活動地となるハイデラバードにおける視聴覚障害者柔道も2012年に開始されたばかりである。しかし、ハイデラバードにある道場では、コーチであり支部代表者でもある人物が、月曜から土曜まで毎日練習を行い、選手強化のために熱心に指導しており、選手の数も他州より多く、大会でも着実に成績を残せるようになってきている。また、同氏は視聴覚柔道をアンドラ・プラデシュ州の他の地域にも広めたいと言う思いもあるが、人材および予算不足のためになかなか実現できずにいる。このような状況のもと、熱意あるコーチ陣を補佐、そして時にはリードし、インドにおける障害者柔道の普及、レベル向上のために尽力することが期待され、今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 視覚もしくは聴覚障害を持つ青少年選手に対して柔道の指導を行い、大会などでの上位入賞を目指す。
2. 柔道を通して、社会参加や自立に必要とされる礼儀や作法などについて指導する。
3. 柔道の普及促進を目的に、アンドラ・プラデシュ州内の他の道場や学校などで指導することもある。

JVはインド人コーチたちの指導方法改善も視野に入れ、上述の活動をインド人コーチたちと協力しながら実施することが期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

柔道場、レスリング用マット

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚: 40代男性、指導年数約20年、2段
対象: 8-20歳の男女約50名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:安全管理上必要

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の希望による

[経験]:(競技経験)5年以上 備考:指導者のアドバイスのため

[参考情報]:

 ・指導経験があることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~38℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

本件同様の活動を行ったJVは、派遣前に障害者への指導経験など特別な経験はなかったものの活動は実施できた。
現地語学訓練言語(現地語、もしくは英語)はJVの英語のレベルによって決定する。