2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05418B02)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

ヒマーチャル・プラデシュ州(HP州)政府農業局(DoA)

3)任地( HP州カングラ県パランプール ) JICA事務所の所在地( デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 2.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

インドでは、人口の約7割が農村部に住んでおり、就業人口の約6割が農業に従事しているため、農村開発はインドの社会経済が発展するために必要である。配属先であるDoAは、州内の農業の普及や発展に取り組んでいる。また、JICAは同配属先に対し、農民の収入向上を目的とした作物多様化に取り組むための技術指導および普及システムを構築する技術協力プロジェクト、並びにその面的拡大を目的とした灌漑施設等の建設を伴う有償資金協力事業を2011年より実施中である。青年海外協力隊員(JV)はこのプロジェクトの実施機関であるDoAのパランプール事務所に派遣される。配属先の年間予算は約9.5億円。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当該州はインド国北西部ヒマラヤ山脈の麓に位置する人口約680万人の州である。同州は労働人口の約7割が農業に従事し、農業は農村地域の経済活動の基盤である。灌漑普及率は耕地面積の約20%と低く、これまでは雨水に依存した穀物生産が大部分を占めていた。JICAは2011年より農民の収入向上のため、商品価値の高い野菜栽培を中心とした作物の多様化と高付加価値化(農産物加工など)のための技術指導を実施している。派遣されるJVは、このプロジェクトの実施機関であるDoAが実施するパランプールのプロジェクトオフィスを拠点とすることになる。また、近隣の町(ハミルプール)には2019年2月から2名のJV(コミュニティ開発、マーケティング)が赴任予定で、そのほかにも、近隣の町2箇所に本要請を含めて4件の要請(コミュニティ開発、デザイン)が挙がっており、活動を通して、地域の野菜栽培の質と量の向上に貢献する。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

農業普及員と共に、以下の活動を行う。また、プロジェクトの専門家(農業、マーケティング、ジェンダー)や、同配属先に派遣される協力隊員(コミュニティ開発、マーケティング)とも情報を共有しながらの活動が求められる。
1. DoA管轄地域の野菜の栽培状況等を把握する。(夏は、トマト、キュウリ、オクラ、ナスなど、冬はジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ホウレンソウなどを栽培)
2.野菜栽培について、配属先や農家関係者、同じ配属先に派遣されている他の隊員たちと協力しながら、農家へのアドバイスをする。(例えば、堆肥、水やり、接木など)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

移動はDoAの所有する車を使用する

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
・県担当マネージャー1名(50代女性:博士)
・普及員6名(20-50代男女:学士-修士)
【対象者】
・対象の村:約30
・対象の農民:約1,500人

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ヒンディー語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:野菜栽培の指導をするため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居はDoAのパランプール事務所周辺のアパートを予定。
派遣前訓練は、英語のレベルにより、英語もしくは、ヒンディー語。現地語学訓練はヒンディー語の訓練を実施予定。