2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05419B03)
募集終了

国名
インド
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

環境森林気候変動省

2)配属機関名(日本語)

ラジャスタン州森林局 サジャンガール・バイオロジカル・パーク(動植物公園)

3)任地( ラジャスタン州ウダイプール ) JICA事務所の所在地( デリー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

JICA円借款事業「ラジャスタン州植林・生物多様性保全事業(フェーズ2)」では、その協力活動の一環として同州の5つの都市の既存動物園について、野生生物保護に係る、研究活動や展示内容の強化を実施し、バイオロジカルパーク(動植物公園)として整備した。その内の一つである当園はサジャンガール野生動植物保護区に隣接し、園内にはインド固有種の生態展示施設、繁殖施設がある。在来種、外来種あわせて20種類(ライオン、ベンガルタイガー、ヒョウ、ハイエナ、オオカミ、シカ、ワニ、ヒマラヤグマ等)以上の動物が飼育されており、市民のレクリエーションの場であると同時に「動植物の多様性と保全の重要性」を学ぶ場となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同園には、1日平均1,500名程度(繁忙期は平均5,000名)の来園者があり、近隣地域の学校から見学団体ツアーも一日数件受け入れている。同園は、森林局員・森林保護官・レンジャー・獣医等の正規スタッフと、EDC(Eco Development Comittee)メンバーと呼ばれる期限付スタッフによって運営されている。EDCメンバーは、動物のケア(ケージ内の清掃やエサやり等)や施設維持管理(歩道の簡易修繕や植物の手入れ等)を主目的として近隣地域から雇用されている。バイオロジカル・パークとしての施設はある程度整っているが、スタッフに同園運営の知見と経験が乏しい為、様々な観点から改善の余地は大きい。例えば、園内の地図や案内板、各野生動物の解説、ガイドサービスの充実、近隣学校からの団体客へのサービス向上等が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同園の運営改善及び、サービス(来園者満足度)向上に資する提案をボランティアの得意とする分野から行う。
1. 園内の各種動物や、来園者情報を整理し、さまざまな年齢層の来園者が、野生動物の生態をより理解出来る為の教材等を提案する。
2. 団体客に対して、「動植物の多様性やその保全の重要性」、又は「廃棄物管理の在り方と重要性」についてワークショップ等を提案し、配属先と共働して実施する。
3. 「(例)エサやりイベント」等、来園者の満足度向上に資する企画を提案する。(現状、例えば酷暑の中、動物が小屋や物陰に隠れてしまい、折角の来園者が動物観察出来ない状況が散見されている)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

【同僚】
・ 施設副園長(女性、40歳代、英語可)
・ 森林保護官(男性、40歳代、英語可)
・ レンジャー(男性、30歳代、英語可、CPとなる)
【対象者】・施設スタッフ17名、EDC期限付スタッフ25名
・来園者(一般客、近隣の学校からの団体客等)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

ヒンディー語

7)選考指定言語

英語(レベル:A)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先の要望による。

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請による。

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:業務遂行上必要不可欠

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(7~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】