要請番号(JL05419B05)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
人的資源開発省
2)配属機関名(日本語)
ABK-AOTS DOSOKAI
NGO
3)任地( タミル・ナド州チェンナイ ) JICA事務所の所在地( デリー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 4.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1973年に設立された、日本語教育を中心に活動するNGOである。同NGOが運営する日本語学校は、南インドでは最大規模であり、教室の他に、日本語のオーディオや書籍を集めた図書室や、セミナー等が開けるホールも併設されている。火曜日から日曜日まで、一般向けに、日本語会話コースと、日本語能力試験(JLPT)対策・作文コース(N5~N1)が用意されている。年間2,000名以上の生徒が日本語を学んでいる。現在、約40名のインド人日本語教師が在籍しており、また、同じ施設内に、国際交流基金の専門家と指導助手も事務所を構えて、南インド地域の日本語教育の支援をしている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の40名の日本語教師のうち、7名が日本語能力試験のN1に、13名がN2に、12名がN3に、8名がN4に合格している。これまで日本人教師から学ぶ機会が少なく、ネイティブ教師から支援を受けて発音や会話能力を改善する必要があり、今回JVが要請された。赴任後は、同配属先に常駐している国際交流基金の日本語専門家や指導助手と情報共有をしながら、配属先の教員や生徒たちの日本語能力向上に貢献することが期待されている。なお、2017年9月の日印首脳会談の共同声明にも日本語教育の拡大方針が明記されており、この支援分野の拡充が図られている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
割り当てられた授業を担当する。1週間の授業時間数は、20時間程度期待されているが、着任後、関係者と協議の上、無理の無い範囲から活動を開始する。
1. JLPT受験に向けた日本語授業(特には発音と会話)を担当する。
2. 日本語・日本文化への理解を深めるためのイベント等を行う。
3. 現地人教師の日本語力・日本語教授力向上に向けたサポートを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教科書:『みんなの日本語(N5-N4)』、『新完全マスター(N3-N1)』
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
同会副会長(男性、40歳代、大卒)
同会日本語教育責任者(女性、30歳代、大卒、N2)
【対象者】
N5~N1を目指す生徒(1クラス10~25名程度)
インド人日本語教師 40名(30~40歳代、女性28名・男性12名)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
タミル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要請による。
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要不可欠
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は配属先提供の市内アパートの予定。