2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL05716B03)
募集終了

国名
モルディブ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

アリフダール環礁ディグラスクール

3)任地( アリフダール環礁ディグラ島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同校は、1967年に設立された中北部アリフダール環礁ディグラ島にある公立学校である。幼稚園~10年生まであり、その内1~7年生は初等教育、8~10年生が中高等教育となる。生徒数は約130名、教員数29名の同環礁内では最小規模の学校である。2016年度の年間予算(計画)は3,917,858.84ルフィア(およそ27,000米ドル)である。2015年11月~2016年6月までJV(小学校教育)の派遣実績がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国の教育はつい最近まで「読み、書き、計算」に重点を置いた主要教科中心であった。しかしながら、近年教育省は生徒の心身の健全な成長を目的とした情操教育の必要性にも注目しており、主要教科と同時に体育、音楽、図工等の教科を学校教育に導入し始めた。しかし、現状の学校現場において、小学校教諭は主要教科以外の教科についての知識や指導経験がない。そのため地方の多くの学校では、十分な授業ができていないのが現状である。
同校ではJV(小学校教育)1名が現地人教諭らと協力しながら、体育、図工の授業を行ってきた。現地人教諭は指導ポイントを的確に把握し、高い指導力を持ち合わせているものの、新しい指導方法を取り入れたり、指導案を考えだすことは難しく、現地人教諭だけで授業を発展させていくことは困難な状況である。また、新カリキュラムの導入が始まった背景からも、引き続きJVのサポートが必要とされている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

クラス担任および関心のある教師と協力して、以下のことを実施する。
1.限られた道具を活用しながら体育の授業を実施する。(1~7年生対象)
2.現地教諭対象のワークショップ等を開催して体育指導法に関する助言を行い、現地教諭への技術移転を図る。
3.必要に応じて、現地で入手可能なものを活用し、図工の授業を実施する。(1~7年生対象)
4.就職を目指す8~10年生を対象とした日本語クラスを実施する。
なお、活動使用言語は英語であるが、特に低学年の授業では現地語の使用が効果的な場合が多い。活動の詳細については、赴任後に配属先と協議の上決定。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

フープ、ボール、バドミントンラケット、バドミントンネット、縄跳び、コーン、ビブス

4)配属先同僚及び活動対象者

3年生クラス担任1名(女性、20代、教師歴6年、体育・図工の指導はほぼ未経験)
イスラム教担当教諭1名(男性、40代、教師歴19年、体育・図工の指導ほぼ未経験、体育に関心高い)
その他10~50代の現地人教諭
(経験豊富な教諭の他、学卒後まもない非常勤講師もいる。インド人教諭も在籍している。)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】