要請番号(JL05717A03)
募集終了
3代目
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ダール環礁教育センター
3)任地( ダール環礁クダフヴァドゥ島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 船 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同校は、中部ダール環礁クダフヴァドゥ島にある公立学校である。未就学児童4-6歳、初等部6-12歳、中等部13-15歳、高等部16歳-19歳で構成されている。2016年11月現在、生徒数は685名(男子321名、女子364名)、教員数70名である。2016年度の年間予算は14,156,277ルフィア(およそ918,000米ドル)である。2014年の半年間及び2015-2017年(6月)の2年間、小学校教諭JV(青年海外協力隊)の派遣実績がある。同校はダール環礁における中心的な学校であることから、他地方島の学校より生徒数も多く、かつ受入学年も広範囲である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育は「読み、書き、計算」に重点を置いた主要教科中心であったが、近年教育省は生徒の心身の健全な成長を目的とした情操教育の必要性にも注目しており、主要教科と同時に体育、音楽、図工等の教科を学校教育に導入し始めた。しかし、現状の学校現場において、主要教科以外の教科についての知識や指導経験はほとんどない。そのため地方の多くの学校では、十分な授業ができていないのが現状である。
同校では先代隊員らが中心となり、カリキュラムに沿った形で、整列、準備体操から始まり整列で終わる体育の授業が確立してきた。現在は現地教諭だけで、安定した体育の授業が実施できるような体制に移行中である。一方、図工に関してはまだ手探りで実施している状況にあり、新カリキュラムの段階的導入に伴いJV(青年海外協力隊)のサポートが必要とされている。よって、図工の授業実施に加え、体育授業のさらなる発展を目的にJVの要請となった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.現地教諭と協力しながら、よりよい図工・体育の授業実施。
2.現地教諭を対象とした、図工・体育の意義や授業実施方法を伝えるワークショップ等の企画、実施。
2016年11月現在、体育・図工それぞれ20コマ/週(担当授業数は着任後協議の上決定。)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
バレーボール用具、サッカー用具、バスケットボール、テニス用具、バドミントン用具、フープ、コーン、ハードル、短縄、砲丸、マット、水彩絵の具、色鉛筆、クレヨン、印刷機、カラーコピー機、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
現地小学校教諭(男女、20-50代、体育・図工の専門知識なし)
スポーツスーパーバイザー(男性、30代、体育専門性あり)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中高教員(保健体育・美術))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員としての指定条件
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:同僚教員らのレベルによる
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(30~33℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)