要請番号(JL05719B02)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
ノリヴァラン スクール
3)任地( ハーダール環礁ノリヴァラン島 ) JICA事務所の所在地( 首都マレ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+船 で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
人口約2700人のノリヴァラン島において唯一の公立学校であり、1969年5月に設立された。5歳以下の幼稚部から10年生(16歳)で構成され、2019年5月現在、児童・生徒数は615名(男子327名、女子288名)、教諭数(サポートスタッフ含む)は52名である。2019年度予算は約954,000USD。島では現地教員や高学年の生徒が中心となりスポーツクラブを立ち上げ、サッカー、ハンドボール、バレーボール、フットサル等様々なスポーツ競技イベントが実施されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国の教育は「読み・書き・計算」を重視した主要教科中心であったが、近年、教育省は児童・生徒の心身の健全な発達に注目し体育、図工、音楽(芸術)等の新カリキュラムを導入している。しかし、学校現場において同分野の技術や指導経験を有する教諭はほとんどおらず、特に地方島では適切に授業が実施されていない。同校も同様に、体育・図工分野において専門知識を有する教諭がいないため、クラス担任が手探りで授業を行っている。クラス担任らが体育科授業を実施しているが、アクティビティは極めて限定的であり、生徒が体系的に体育を学ぶための指導方法は全く確立されていない。このような状況下、JVは体育の指導経験やスポーツのバックグラウンドがない現地教諭と協働で体育科授業の基盤を構築することが求められている。また、健康維持・増進を目的とする保護者や若者の運動・スポーツへの興味関心を高めるアプローチも期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
・現地教諭と協力しながら体育の授業を行う
・デモンストレーションやアイデアの提案を通じて、現地教諭に体育の基礎知識・技術を移転する
・現地教諭対象のワークショップ等を開催し、教諭らのスキルアップ、指導力強化を図る
・課外活動やスポーツクラブにおける指導・サポートを行う
2019年5月現在、体育の授業は各16コマ/週実施されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
縄跳び、フラフープ、コーン等(その他、必要に応じて調達)
4)配属先同僚及び活動対象者
小学校教諭(30代、男性、経験年数11年、体育科学士取得中)
小学校教諭(40代、男性、経験年数20年、陸上競技指導経験あり)
教頭(30代、男性、経験年数14年、スポーツクラブを主導)
その他、小学校教諭約12名
活動対象者:小学校生徒(1-8年生の男女、年齢6-14歳)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:配属先の指定条件
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(28~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は隊員専用シャワー・トイレ付の1室が提供されるホームステイ型の予定。
生活使用言語はディベヒ語。