2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06017A05)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1
森林と茶畑が混在する任地の景観 活動の拠点となるイラムの町 任地では茶葉生産が盛ん

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

森林土壌保全省

2)配属機関名(日本語)

イラム郡森林事務所

3)任地( イラム郡イラム ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 15.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、森林土壌保全省森林局の出先機関としてイラム郡に設けられている森林事務所である。年間事業予算は約2,000万円で、郡内に生育する9.5万haの森林を対象に管理経営を行っている。かつてネパールでは、各郡の森林事務所を事業主体とする、国による一元的な森林管理体制が取られ、地域住民の森林資源へのアクセスを規制していた。その結果、目先の必要に駆られた住民による無秩序な伐採や放牧が横行し、各地の森林が荒廃する事態を招いた。その苦い教訓に基づき、現在は、森林の使用権と管理義務を住民に委譲するコミュニティ・フォレストリーを導入し、住民主体の持続的な森林管理の普及に努めている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

イラム郡の森林の多くは、資源の持続的な利用管理を目的に、地域住民で構成される森林利用者グループに委譲されている。各グループは森林管理計画に基づき、生活に必要な薪や飼料を森林から得るとともに、作物栽培や林産物採取等による生計向上を目指している。しかし、人々の技術や知識の欠如により、森林が適切に管理されないケースも多い。このような背景の下、森林利用者グループや配属先の能力強化を通じて、持続的森林管理が促進されることを目的に、ボランティアの派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

住民主体の持続的森林管理の促進を目的に、主に以下の活動に取り組む。
1.地域の社会構造、住民の環境や森林に対する認識を調査して理解する
2.地域住民による森林利用者グループ形成を促進する。
3.森林利用者グループの森林管理計画策定能力を向上させる。
4.森林利用者グループが行う森林管理活動に対する支援を行う。
5.配属先と森林利用者グループの間における情報伝達を円滑化する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

所長(40代 男性):1名
技術スタッフ(森林技官補、森林官):33名
他スタッフ(森林監視員、経理担当、事務員等):67名

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:配属先の要望による

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:配属先の要望による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】