2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06017A23)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
H106 保健師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ダディン郡保健事務所

3)任地( ダディン郡ダディンベシ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、郡の保健サービスの中心となる機関で、郡内50の村に対し、郡病院1、プライマリーヘルスセンター(PHC)2、ヘルスポスト(HP)25、サブヘルスポスト24を管轄している。主な事業内容は、それらの施設を通しての、保健・健康教育や栄養指導、感染症対策、母子保健、家族計画にかかる啓発活動、及び予防接種の実施等である。事務所年間予算は約1500万円。現在同事務所にて栄養士JV(平成26年度4次隊)、郡内の学校で小学校教育JV(平成27年度3次隊)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ダディン郡は、2015年の地震により被害を受けた地域も多く、保健事務所は海外からの支援物資配布などの対応に追われることとなった。もともと南北に大きく拡がる郡であり、域内コミュニティとのアクセスも容易ではないところ、啓発活動などの本来業務の停滞を招くこととなった。時間の経過とともに震災対応も急性期を過ぎ、保健事務所としては、PHC、HPのスタッフ、及び女性地域保健ボランティア(FCHV)という人材を活用しての本来業務の立て直しに取り組んでいる。前述のアクセスの問題など厳しい条件の中、JICAボランティアには、効果的な啓発活動の計画と運営に対する助言や、担当者の士気を高めチームを活性化を図ることが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

保健事務所同僚とともに以下の活動を行う。
1.PHCやHPのスタッフ、FCHVと協力して、地域における保健・健康関連の啓発活動(基本的衛生、母子保健等)を計画、実施する。
2.PHCやHPのスタッフ、FCHVの資質向上のための勉強会を企画、運営する。
3.郡全域に対する、感染症対策の重要性についての効果的な啓発活動を計画する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし

4)配属先同僚及び活動対象者

保健事務所長 1名 男性
事務所スタッフ 25名
PHC、HPスタッフ 計300名
FCHV 計400名(資格はないが訓練は受けている)

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(保健師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:配属先からの要望

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

数時間の徒歩移動によるコミュニティ巡回などが想定されるところ、物資も豊かではないコミュニティ滞在に対する適応力や、心身両面の頑健さが求められる。