要請番号(JL06017A24)
募集終了
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
女性子ども社会福祉省/社会福祉協議会
2)配属機関名(日本語)
脊髄損傷リハビリセンター
NGO
3)任地( カブレパランチョーク郡サンガ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、設立から15年を経過したリハビリテーション複合施設。理学療法部門、作業療法部門、職業訓練部門を運営し、車椅子の製造及び支給も行っている。遠方利用者のため宿泊施設も併設しており、医師による診断、リハビリメニューの処方及び実施が一か所で可能となる国内トップレベルのリハビリ施設である。年間予算は約1000万円、財源は海外からの援助が中心である(施設利用料収入は全体の1割)。ネパール全土から年間約170名が同施設を利用している。利用者年齢層は、20代から30代半ばが最も多く、作業療法の対象としては身体障害領域が中心である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパールでは、作業療法の認知度が低く、正式な作業療法士は全国で10名程度しか存在しないため、作業療法を受けられる医療機関は非常に希少な存在である。配属先作業療法部門長は、ネパール作業療法士協会の会長であり、これまでも作業療法士JV・SVとの情報交換や国内における講習会開催などを協働してきた。同分野の国内における養成機関が未だ存在しない中、作業療法の知見をもったリハビリ従事者数拡大だけではなく、既存の作業療法士が日本の知見を共有することでの資質向上を目指すため、JVによる支援要請が求められている。現在、カトマンズの国立障害者基金のセンター(派遣期間2017年1月-2019年1月)と、カトマンズ近郊の病院(派遣期間2016年3月-2018年3月)で作業療法士JVが活動中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先同僚との協働を通し以下の活動を行う。
1.配属先で行われている脊髄損傷者に対する作業療法への指導助言。
2.配属先スタッフをはじめとしたリハビリ従事者に対する作業療法の啓発活動。
3.作業療法士への日本での知見の共有。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業療法専用スペース、上肢訓練器具、スプリント、自助具等
4)配属先同僚及び活動対象者
スタッフ総数83名
作業療法部門
部門長 男性 作業療法士
スタッフ 5名
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先からの希望
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)