2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06017B31)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

スリ・ジャナ・アダルシャ高等学校

3)任地( ムスタン郡コバン ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 14.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、政府のパイロットプロジェクトとして農業に特化したカリキュラムを高等学校レベルより導入している。全校児童生徒は初等部から高等部までで約130名、教員数19名(うち農業分野担当1名)。高校レベルから必修となる農業コースでは、農学、園芸学、土壌化学、植物防疫などの科目がカリキュラムに定められている。同配属先は2016年11月から信州大学農学部がJICAの草の根協力事業として実施している「ネパールにおける農業高校の教育強化事業」の対象校でもあり、定期的に日本からプロジェクトチームが訪れて指導を行なっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ネパールの農村部では人口の約8割が農業に従事していると言われている。配属先のあるコバンは都市部からの地理的距離もあり、物流の問題など地域住民の生活は厳しい状況となっている。そのような中、ネパール政府は農村地域での農業教育に注力しているが、体系的かつ実践的な指導などが整備されていない状況である。配属先としてはネパールの主要産業である農業への人材輩出校として、JV(青年海外協力隊)の支援のもと活力のある学校づくりを目指したいとしている。カウンターパートとなる担当教師からは、特に学校敷地内にある農園を利用しての実践的な農業指導についての協力が求められている。同地における主要な農作物はリンゴ、からし菜、ソバ、大麦などであり、土壌や気候など農産地としてのポテンシャルは高いと言われている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.カウンターパートとの協働により、農業コースの実習内容を検討し改善を図る。
2.カウンターパートとの協働により、農業コースの講義内容を検討し、その内容や授業法の改善を図る。
3.JV本人の経験や希望に応じて上述のプロジェクトとも適宜協働する可能性もある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

鍬、スコップなどの農作業用具、市販農薬及び肥料、pHメーター等の検査器具

4)配属先同僚及び活動対象者

教員数19名(管理職含む)
農業担当教諭 1名(20代男性)

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:講師としての活動となるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(-10~25℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

コパンの標高は2520m。物資も豊かではない村落部での生活にコミュニティの一員として溶け込める適応力と心身両面の頑健さが求められる。