2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06018A02)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

連邦制・地方開発省

2)配属機関名(日本語)

マディ村役場

3)任地( カスキ郡ヤングジャコット ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、2015年に周囲の集落を合併し地方自治を行っている地方公共団体で、村民への行政サービスの提供、村の年間開発計画やガイドラインの策定・実施・モニタリング・評価を実施している。村人口は約1.8万人。年間事業予算は約3.8億円。これまでに海外ボランティアの受け入れ実績はない。任地は、国内随一の山水明媚な観光地であるポカラからバスで約2時間半に位置する山間部の村。地域活性化に資するJICAボランティア(2014年度3次隊の青年海外協力隊経験者)と共に仕事をした経験のある職員が勤務中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

2015年に制定された新憲法の下、地方分権化を進めているネパールでは、これまで郡教育事務所が管轄していた教育分野も各々の市役所・村役場が管轄することとなり、配属先では、司る業務・予算の拡大に伴い、スタッフの新生地方自治体つくりの士気は高まっているが、それに伴う公務員の人数、能力、技術・知識、経験等は圧倒的に不足している。
任地は、周辺の村と比べて、大学への進学率が低い、中退率が高い等、教育に対する意識が低い。ボランティアには、教育環境整備のサポートを切り口に、地域住民が抱える課題を地域住民とともに考え、解決へ取り組むことが期待されている。ネパールの公教育は12年生(日本の高校迄無償)だが、任地では8年生(日本の中学2年生相当)くらいでの中退が多い。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフと協力して下記の活動を実施する。
1.学校や各家庭を徒歩にて訪問し、子供たちが学校を中退する原因を調査し、把握する。
2.生徒及びその保護者に対し、教育に対する理解促進のための啓発活動を行う。
3.地域ぐるみでのサポートシステムの提案、学校へ行こうキャンペーン等を企画・実施し、子供たちが学校に通い続けられる環境整備をサポートする。
4.配属先及び地域住民の抱える問題・ニーズを調査し、住民と配属先間の橋渡し役を務める。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

市長:男性、40代
助役:男性、40代
教育課課長:男性、20代
職員: 40名(うち 女性4名)

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・地域調査やセミナーなどの企画・運営の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

ホームステイの可能性あり。配属先職員は原則巡回業務はなく、関係者と活動を主体的に組み立てていく必要がある。コミュニティの一員として溶け込める適応力と心身両面の頑健さが求められる。