2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06018B03)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育、科学・技術、青少年・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

スリクリシュナ・ラトナガンガ学校

3)任地( シンドパルチョーク郡チョータラ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先となる学校のあるシンドパルチョーク郡チョータラは2015年に発生した大地震(首都カトマンズ北西約77キロのゴルカ郡を震源とするM7.8の地震およびその後の余震)により壊滅的な被害を受けた。本震が発生した日が土曜日で学校は休みだったため大きな被害こそ出なかったが、校舎は全壊し同校からも1名の教員および4名の生徒の尊い命が奪われている。アジア開発銀行(ADB)による支援を受けて校舎の再建が進んでいるものの、現在も約1400名近くの学生は仮設校舎での勉強を余儀なくされている。また同地を含むシンドパルチョーク郡は震災直後よりJICAによる多くの復興・復旧プロジェクトが実施されている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先である学校は1957年に設立された同地域でもっとも古い公立学校の一つであり幼稚部~10年生の初等教育分野で988名、11~12年生の高等教育分野に400名の合計1388名の生徒が在席している。卒業生では大臣経験者を含む数多くの著名人を輩出している。また、スポーツ分野にも力を入れており、1~8年生では各クラス週2回保健体育(Health and P.E)の授業が実施されている。地震の被害により、利用できるグラウンドの面積が限られているが、工夫することで子ども達が震災前と同じような運動量や明るさを取り戻すべく、本案件の要請に至った。同校はリードリソースセンターと呼ばれる地域の拠点校であり、この学校を中心に活動を行いつつ市内の他の学校への巡回も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先教員と協議しながら以下の活動を行う。

1.配属先のスポーツ教員と協働し拠点校における体育実技授業を実施する。
2.体育の授業が十分に実施されていない学校を巡回し、体育実技授業の実施支援を行う。
3.配属先および教育事務所と協力し、体育実技授業に係るワークショップの企画・実施支援を行う。
4.その他自身が得意な分野のスポーツの指導を課外授業として指導する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

学校長(50代・男性):1名(30年前に協力隊の隊員と一緒に働いた経験あり)
スポーツ教員(30代・男性):1名(バレーボールが専門)
教員数:56名(そのうち20名が政府からの派遣、残りが学校が独自に雇用)
指導対象者は同校生徒幼稚部から12年生の約1400名、等

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:同僚と平仄を合わせるため

[経験]:(競技経験)2年以上 備考:自ら身体を動かして指導するため

[参考情報]:

 ・一般体操指導経験(ラジオ体操など)尚可

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

ボランティアは拠点校を中心に活動を行なう一方、巡回指導や関係者を招いてのワークショップも期待されているため、多くの関係者を巻き込む調整力や行動力が必要。