2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06019B01)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
C211 獣医・衛生
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産開発省

2)配属機関名(日本語)

ジャパ獣医病院、家畜専門家センター

3)任地( 第1州ジャパ郡チャンドラガディ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 12.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ネパール連邦政府農業・畜産開発省ならびに第1州政府土地管理、農業・協同組合省の出先機関として設けられているセンターである。同事務所はジャパ郡とイラム郡を管轄し、公共交通機関で約3時間ほど丘陵地帯にあるイラム郡イラム市は支所として簡易的な診断ができるラボが設置されている。年間事業予算は約5千万円で、地域における畜産業の発展を目的とする様々なプログラムを実施している。各拠点にて家畜飼育指導、疫病対策、家畜繁殖、畜産物の生産管理指導等の業務を通じ、農民の畜産活動に対する支援を行っている。当配属先は、他にも事業計画立案や各種許認可申請手続き等の役割を担っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先が管轄する地域は、基幹産業である農業に加え、畜産業も盛んである。多くの農家が乳牛、山羊、豚、鶏等の家畜を飼育しており、小規模な農牧複合の生産形態が主流である。家畜農家が生産する牛乳や食肉は、険しい地勢と脆弱な交通インフラが流通の阻害要因となり、地産地消・自給自足の消費形態が名残をとどめる一方、近年は地域道路網の改善もあり、畜産物が国内外に向けて出荷されるようになってきた。特に、イラム産の牛乳は品質が良いことから、地域の特産品として、国内外含め更なる販路拡大が期待されている。
2020年3月までイラムにて活動している同分野の隊員は、検査器具等の不足はあったものの、スタッフに対して一定のレベルの検査ができるよう取り組んでいる。これらを踏まえ、家畜の疾病予防と衛生管理を指導し、畜産物の安全性向上に取り組む青年海外協力隊員の継続的な派遣が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先技術者と協力しながら、主に以下の活動に取り組む
1.地域における家畜疾病の発生状況や予防対策に関する調査
2.畜産農家を対象とする家畜疾病予防に関する技術指導、普及啓発
3.配属先の家畜疾病予防に係る業務計画策定に対する支援
4.家畜疾病(乳房炎、ブルセラ症等)の検査業務に関する指導、助言
5.配属先が行う各種畜産普及プログラムに対する支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

顕微鏡、遠心分離機、クリーンベンチ、インキュベーター、オートクレーブ、生化学自動分析装置(イラムのみ)

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
所長(40代 男性):1名
技官、技官補(家畜管理、家畜疾病、家畜繁殖等):
他スタッフ(経理担当、事務員等):
活動対象者:管轄内畜産農家 男性・女性 20-60代

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(獣医師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)獣医学 備考:配属先の要望による

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望による

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】