要請番号(JL06019B12)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・人口省
2)配属機関名(日本語)
カンティ子ども病院
3)任地( 第3州カトマンズ郡カトマンズ ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1967年に設立された国立の小児総合病院である。日本とのつながりも長く、JICAも建物の建設や医療機器設置支援を行ってきた。また青年海外協力隊もこれまでに35名が派遣されている。ネパール全地域から患者が集まる同病院の病床320、一日あたりの平均患者数約390名。年間事業予算は2.3億円。配属先となる理学療法部の一日あたりの平均患者数は約10名。週に2回の神経科外来には一日あたり約50名ほどの外来患者があり、脳性麻痺児の患者を中心に、必要に応じ理学療法部でリハビリ治療を行っている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ネパールでは一般の人々の間では作業療法の認知度は高くなく、現在有資格の作業療法士は全国で数名が存在するのみである。一方、医療やリハビリテーションの現場においては作業療法士に期待される役割は大きいが、作業療法を受けられる医療機関は希少であり、機会を提供できない状況が続いている。これらの状況に対応し、患者や障害者の日常生活への復帰や社会参加に貢献するボランティアの要請にいたった。配属先には、脳性麻痺や筋ジストロフィーやダウン症、やけどを中心とした患者が多い。医師や理学療法士と協力して、作業療法を実施するボランティアの派遣要請があった。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
医師や理学療法士と協力し、以下の活動を行う。
1.傷病に応じた患者に対する作業療法の実践。
2.患者の家族に対する作業療法の視点の伝達や指導の助言。
3.同僚理学療法士やネパール国内の作業療法士への日本の知見の共有。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理学療法で必要な機材、作業療法スペース
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
理学療法部長 30代 男性(理学療法士)、ほか2名の理学療法士、 および神経科医師や看護師など。
活動対象者:理学療法部の同僚および小児患者とその家族など。
5)活動使用言語
ネパール語
6)生活使用言語
ネパール語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:配属先の希望
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の希望
[参考情報]:
・小児傷病における作業療法の知見を有する者
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)