2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL06019B15)
募集終了

国名
ネパール
職種コード 職種
C107 病虫害対策
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業・畜産開発省

2)配属機関名(日本語)

農業普及センター、シャンジャ

3)任地( ガンダキ州シャンジャ郡プタリバザール ) JICA事務所の所在地( カトマンズ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 9.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、ネパール連邦政府農業・畜産開発省ならびにガンダキ州政府土地管理、農業・協同組合省の出先機関としてシャンジャ郡に設けられている農業普及センターである。同センターは、シャンジャ郡並びにカスキ郡を所管としている。年間事業予算70,000,000円で、管内の地方自治体の農業技官と協力しながら、農業技術指導、病害対策、研修の企画運営、種子の配布等の業務を通じ、農民の生産活動に対する支援を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

農業を基幹産業とするネパールの丘陵地では、温暖な気候を利用して、年間で様々な農作物を栽培している。同配属先管内は、各種野菜類に加え、近年は柑橘栽培やコーヒー栽培が盛んとなり、地域の特産品として国内各地及び海外へも輸出されるようになってきた。しかし、農薬や肥料が普及し、多様な種類・品種の農作物栽培が可能となった結果、従来よりも多くの病虫害が報告されるようになってきた。特に柑橘類の被害は深刻化していることから、地域の農家や技術者に対する適切な病虫害対策を指導できる人材の確保が急務となり、JICA海外協力隊の要請に至った。また、配属先には、2016年冬季に2名の短期海外協力隊が派遣され、郡内で急速に拡大するコーヒーサビ病防除を目的とする有機肥料(木酢液)の製造・使用技術の普及に取り組んだ。本案件においては、その活動のフォローアップを実施できればより望ましい。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

地域の病虫害防除能力を強化するため、農家や農業技術者を対象に、主に以下の活動を実施する。
1. 病虫害発生状況の把握を行い、診断・防除に係る技術的な助言を実施
2. 適切な農薬使用に関しての助言
3. 配属先が行う各種農業普及プログラムのサポートを実施、等

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

所長(男性):1名
技官、技官補(野菜栽培、果樹栽培、植物病理、農業普及等):29名
その他スタッフ(経理担当、事務員等):16名

5)活動使用言語

ネパール語

6)生活使用言語

ネパール語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:配属先の要望による

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現場での実践指導が求められる

[参考情報]:

 ・木酢液の抽出と使用に係る技術・知識が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ネパールでは、連邦制移行による行政組織改編が行われる予定であり、合格後派遣までに、或いは派遣中に配属先が変更になる可能性がある。