要請番号(JL06616B01)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会福祉省
2)配属機関名(日本語)
北中部州社会福祉局
3)任地( ポロンナルワ県ポロンナルワ ) JICA事務所の所在地( コロンボ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 6.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
社会福祉省は障害者、高齢者、路上生活者、寡婦などの社会的弱者を対象に各種支援プログラムを推進している。同省にあるCommunity Based Rehabilitation (CBR)の国家戦略推進を担当する部局(CBRユニット)では、特に障害者の社会参加を目指し、各地域にCBR運営委員会の設置を推進し啓発活動やトレーニングなどを進めている。JICAは2006年より選定した地域に複数名の協力隊員を派遣し、同プログラムの推進に協力している。CBRユニットの年間予算は1,200万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同国ではリハビリテーション人材がまだまだ不足しており、特に農村部や社会福祉分野においてはリハサービスが行き届いていない現状がある。社会福祉省では国家CBR(Community Based Rehabilitation)プログラムを実施しており、県内の近隣地域に協力隊員が複数名派遣されて障害者の社会参加推進に向けた支援を行っている。理学療法士も活動中であるが、未だにリハビリに係る知識・経験は乏しく、他地域においても専門(医療)的観点から障害者の自立支援や社会参加に向けた助言、指導が求められており、本要請に至った。CBRプログラムは全国規模で展開されており、協力隊員が派遣されている地域以外にも巡回指導を行うことが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の同僚と共に、CBRが実施されている地域を巡回し、理学療法士の立場から以下の指導を行うことが期待されている。
1. 身体障害者(脳性麻痺、中枢神経疾患、整形疾患など)の家庭を巡回し、日常生活活動(ADL)の自立、生活の質(QOL)の向上、社会参加を目指した理学療法指導を(当事者及びその家族に対して)行う。
2. 障害者とその家族、CBRボランティアに対し障害理解をすすめるセミナーなどを実施する。
3. ニーズに応じて、CBR以外の協力隊員が派遣されている機関(高齢者、早期療育)に助言を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
事務机、椅子等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先上長:県次官補(女性、30代、大卒)
カウンターパート:本部・社会福祉担当官(男性、50代、大卒、経験年数37年)
障害当事者団体:代表(男性、30代)
活動対象者:障害児・者(不特定多数)
5)活動使用言語
シンハラ語
6)生活使用言語
シンハラ語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:さまざまな障害を対象とするため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(19~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居はホームステイまたはアネックス(大家宅の同一敷地内にある離れ等)の可能性が高い。